【第41回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365
努力脳を作る方法
脳はエネルギーを節約させる
人類の脳はおよそ10万年前から変わっていないと言われています。その頃はまともな食料がなかったので、エネルギーを節約させるのが生きる術でした。
なので、高カロリーのものを見つけたら「今すぐ食べろ!」と脳が命令してくるのです。
エネルギーはとても貴重だったので、脳は私達に疲れることはなるべくさせず、「ベッドで休んでスマホをいじれ!」と命令してくるのです。
私たちが努力を好きじゃないのは、脳の仕組みのせいなのです。そこで、私は脳の仕組みをさらに理解して、うまく活用し、毎日12時間勉強をしました。
脳は現状維持を望む
私は高2の2月に一般受験に切り替えた時、友達に「センター(今でいう共テ)を解け」と言われたのを覚えています。
そしてそれが死ぬほど嫌だったのも覚えています。元々プライドが高くて失敗が嫌いな性格だったのもありますが、そういった挑戦に対して脳は強いストレスを与え「やるな!」と言ってきます。
脳の最優先事項は、「生き延びて子孫を残すこと」ですよね。今までの生活で生き延びれたなら、それを継続させようとしてきます。脳は現状維持を望むのです。
ですが、周りは成長するので現状維持は”衰退”です。
ストレスを感じなくていいと教えてあげる
ですがこのストレスは、行動を重ねると感じなくなってきます。あなたも覚えがあるはずです。
例えば高校の入学式は緊張したことでしょう。強いストレスがあったはずです。ですが1年も通えば最初のようなストレスを感じなくなってきます。(他のストレスはあるかもしれませんが)
ストレスがある状況でもチャレンジし、「これは危なくないよ」と脳に教えてあげると、どんどんストレスは感じにくくなってきます。
私が毎日12時間勉強できたのは、最初にストレスがあっても無視して長時間勉強に挑戦し、タイムスケジュールを決めて習慣化したからです。

命令を無視する
結果が出なくて落ち込んだ時には「家に帰ってベッドで休め!」という命令を無視して、大好きな道を散歩するようにしました。

大雨で「今日は図書館に行くのをやめよう」という指令も無視して、毎日雨が降っても風が吹いても図書館に行きました。
私は脳がサボらせようとしてくる指令に背きまくったのです。そして新たな習慣を作りました。
毎日図書館に行ってると、脳はこう思います。「毎日するということは重要なのではないか?」と思うので、次は図書館に行かないとストレスを感じるようになってくるのです。
次第に、「今図書館に行く時間だよ!早く行って!」と脳が指令を出すようになるので、こうなったら勝ちです。努力脳に書き換えられていっています。
私は受験期に勉強という人生に有益なことに時間を使うように脳を書き換えたので、大学生になってもそれは抜けませんでした。
友達と遊んでいなくて1人の時は、「今から有益なことをして!」と脳が言ってくるので、本を読みまくったり勉強を沢山していました。
努力脳に書き換える方法
このために一番効果ある方法は瞑想なのですが、それはやらない人がほとんどだと思うので、別のことを教えます。
(正しいやり方でやればめちゃくちゃ差がつくので、教え子にはみんなにやってもらってかなり変わってもらっています)

これは簡単に言えば、脳の指令を無視する練習を重ねることです。「携帯をいじりたい」と指令がきたら、自然の中をぼーっと散歩しましょう。
そしてそれで「めっちゃ休めたな」と思ったらそれを続けるのです。すると、「散歩をしたい」という指令に変わります。
「家でネットフリックスを見たい」という指令に負けてたらずっとそのままです。それに意志で勝たないといけないのです。これは瞑想を普段から習慣化していると簡単になります。
こうやって、感情的に理想とは逆の行動をとるのを我慢する回数が増えるほど、脳が鍛えられます。
今から変えまくろう
「サボりたい」と思う時こそ、自分を奮い立たせて自分を鍛えるチャンスです。そしてそれは今から変えられます。
こういう記事を読んで「また後でやろう」という気持ちをまず正すのです。
サボりたくなる気持ちもわかりますが、その中でも自分が今までにないほど努力しまくれたら、嬉しくないですか?
私は中学の時に部活の鬼顧問に言われたことがあります。
「お前らは限界を自分で勝手に決めすぎてる。やりすぎて倒れたことがないのに、倒れることを怖がっている。まず倒れるまでやってみたらどうだ?」
私はこれでハッとしました。「確かに限界だと思っていたけど、倒れたことはないな」と。
結局部活で倒れるまでできませんでしたが、限界はもっともっとずっと先にあることを学びました。
そして大学受験になり、10時間勉強が定着してきて、英語の偏差値が2ヶ月で20上がったタイミングで限界を超えるチャレンジをしました。
毎日15,6時間勉強で、休憩も取らずに大嫌いな国語をやりまくったのです。脳の指令を何十回、何百回も無視してやり続けた結果、燃え尽きました(笑)1週間寝込んだのです。

そこで初めて限界が分かりました。そして3時間を正しい休憩に費やし、12時間効率よくやる方が伸びるということも。
「倒れろ」とは言いませんが、自分の限界に挑戦することはとても重要です。正しい休憩をしながらがいいですが(笑)

脳の指令を無視して挑戦しまくれば、あなたの基準が上がります。教え子は受験期の私を基準にするので、どんどん自分の常識をぶっ壊して挑戦します。
そうなると、あなたの伸びも止まることを知らなくなるでしょう。
ここまで読んでいる時点でごく少数の意識の高い持ち主だと思うので、それを行動に移せれば、めちゃくちゃ伸びます。







