【第35回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365
勉強のコツ
長期記憶の正しい作り方
突然ですが、あなたは通学路にあるお店の場所を覚えていますか?これは覚えていると思います。
そしてあなたはそれを定期テストのように、頑張って暗記しましたか?これはしていませんよね。気づけば勝手に暗記していたはずです。
ここから分かるのは、人は毎日出会っていれば長期記憶になるということです。それが一瞬だとしても出会う数が増えれば勝手に暗記していきます。
勉強も同じで、毎日出会っていれば勝手に長期記憶になっていきます。なので英単語は分からなくても1秒1単語で進めていき、出会う回数を増やしていくのがいいのです。

一方、これとは逆の勉強法をする子もいます。私は20分ほどで500単語を周回していましたが、そういった高校生達は20分で50個ほどしかやらないのです。特に古文単語や英熟語になるとそうやってゆっくりやりがちです。
これは定期テストの影響が大きいと思います。それは短期記憶で攻略するテストなので、その勉強法での成功体験にしがみついてしまうのです。
それでは一般受験では戦えません。特に社会科目では膨大な量を長期記憶にする必要があります。私は一問一答の全ての用語を覚えた後も約1週間でその全部を復習していました。余裕で何十周もしたのです。
一方、多くの受験生は教科書を何周かだけさせて、覚えては放置して忘れるので偏差値が伸びていきません。通学路のように何十回も通らないと覚えないのです。
10時間ほどかけて通学路をゆっくり覚えながら通っても、また通らなければ忘れます。これを理解した上で勉強法を振り返っていきましょう。
ルールを覚えて暗記量を減らす
実は一般受験はどれだけ暗記量を減らせるかの勝負でもあります。ライバルが英単語の派生語を数千個も覚えている一方、私は英単語のルールを数十個だけ覚えていました。
語源を覚えれば派生語は覚えなくても長文で意味と品詞が分かるのです。

また、14単語の語源を覚えれば14,000単語の意味が分かるようになるというものもあります。単純に考えると1,000倍効率がいいですよね。
これはガチな話で、これをしてから単語の勉強がかなり楽になって、単語がめちゃくちゃ得意になりました。

他にもルールはたくさんあります。教え子にはそういったものを直接教えて効率を上げてもらっています。
例えば英熟語の前置詞や、単語の発音記号、リスニングのリンキングなどもルールです。他にも山ほどあるので探してみてください。
参考書は全て分かりにくい
これは私も勘違いしていましたが、全ての参考書は説明が完璧ではありません。なのでそれだけで理解しようとしてると効率が悪くなります。
例えば、ネクステなどの文法の参考書の解説は説明不足なので、ネットで該当範囲を調べながら進めるべきです。
あまり理解ができない時は、理解ができない箇所を見極め、そこの違う説明を受けるとすんなり理解できたりします。調べるときは理解できるまでやるべきです。
そしてその調べ方は常に修正していきましょう。検索窓に入れるキーワードや、見るべきサイト、サイトの中で必要な部分を見抜いてそこだけ読むなど、工夫できることは山ほどあります。
そうやって理解法を工夫しながら、参考書に書いてあることを理解しまくればサクッと伸びたりします。細かい勉強法で差がつくので、教え子はそういう所も日々修正していきます。
勉強効率を時間で判断しない
「ライムさんは英語長文の1万語音読をどれくらいで終わらせていましたか?」とよく聞かれますが、私は時間を測ったことがありません。
勉強効率は時間ではなく、作業ベースで考えていくべきなのです。時間を短縮しても、大事な事を省いてたら意味がないのです。
例えば、1万語音読もsvocや意味を理解せず、時間を意識して速く適当に読んでいれば、むしろデメリットが生まれます。それらを考えずに英語長文を読む癖がつき、長文の正答率が一向に上がらなくなるのです。
なので、効率化させたい時は無駄作業を削るという視点で進めていきましょう。
例えば、私は長文を解いた後に分からなかった英単語を探すためにもう一度読む作業に時間がかかっていました。なので長文を解きながらそれをチェックする癖をつけたら丸々20分ほど削れました。
そして全文の訳を確認する作業が無駄だと思い、初見で分からなかった所だけチェックをつけ、svocを確認し、分からなければ訳を見るようにしました。svocが分かれば訳せるので、訳はほとんど見なくて済んだのです。これで1時間短縮されました。
こうやって伸びるために必要な事を残しながら、無駄な作業を効率化させるのを全ての勉強でしました。なのでこれだけ記事を書けるようになったのです。
そして教え子にもこの視点を教え、教え子自身でも考えてどんどん効率化してもらっています。そうやって成績を伸ばしていくのです。





