【逆転エピソード】進研偏差値40台から10ヶ月でマーチに逆転合格した話
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こんにちは、独学で早稲田に逆転合格したライムです。
今年も、直接教えてる多くの生徒が逆転合格をしてくれました。この子は高2の2月に進研模試(偏差値が10ほど高く出る)で偏差値が40台でした。なのでスタートは私とあまり変わりません。
そして3月下旬に本格的に塾に入ってくれ、マーチに逆転合格したのです。ただ、彼の進んだ受験期は順調とはとても言い難いものでした。

この記事は以下の人におすすめ!
- 今から受かる気がしない
- 逆転合格の話を聞いてやる気を上げたい
- 真似すべきポイントを知りたい
彼はかなり苦労しました。元々、地頭は悪い方だったのです。比べるのはよくないですが、受験期の始めた頃の私より低かったかもしれません。
しかしそこから成長し、受験直前には自分で問題解決ができるようになるまで成長しました。本気を出せば、人は受験期に大きく成長できるのです。
今回の話を聞けば、「僕(私)でもいけるかもしれない…」と思えるはずなので、彼のストーリーを楽しみつつ、最後まで読みましょう。
それでは、どうぞ!
彼の受験期
入塾する前
- 高2の2月に進研模試で偏差値40台
- 2月の共通英語の点数は34点
- 高2の3月に勉強開始
- 勉強法は私のブログのやり方を真似した
- 高校の友達は全く勉強をしていない
- 科目は英語国語日本史
- 英検は持っていない
彼は元々勉強を全くしていない平凡な高校生でした。先ほども言いましたが、地頭は良くなく、勉強経験がなく、集中力も低く、勉強が進まない状況にありました。
そして、彼は確かTikTokで私のことを知ってくれ、そこからインスタやこのブログに飛び、勉強法を真似してくれたらしいです。
その勉強法の効率が良くて入塾して、一緒に本気で頑張りたいと言ってくれました。
入塾時点
- 高2の3月下旬に入塾
- ほとんどゼロの状態からスタート
- マーチ志望(どこでもいい)
- 共通英語30点台
文字通りほとんどゼロからのスタートです。なので、ゼロから始めたとしても10ヶ月ほどあれば十分マーチに受かる可能性もあると言うことです。
当塾には7月からマーチに受かった子もいます。今年は9月から受かった子もいます。


他の塾と違うのは、勉強法です。勉強法を毎日見直し、細かいアドバイスをしていくので勉強法の質がどんどん上がります。
早稲田逆転合格者のコツを取り入れれば取り入れるほど、結果が出るのが早くなります。彼ら彼女らはそれを素直に取り入れ、長時間努力できるように変わっていったので成長しました。
3月
勉強内容
○英語
- 総合英語
- ネクステ(文法語法)
○日本史
- 縄文〜古墳
3月の状況
彼は勉強の効率を「時間」で判断してしまうことが課題でした。質より量を重要視してしまうのです。例えば、ネクステの文法事項で理解するのに10分かかったら、ダメだと判断してしまうことです。
無駄な箇所を読んでいたらダメですが、必要な所を読んでいたらプラスですよね。彼は必要な作業もカットして時間ばかり見てしまうのでそれで苦労していました。
これをしていると、正しい勉強法が分からなくなるのです。時間のかかる作業は全て無駄だと判断してしまいます。
また、勉強が進まなかったらダメなので、勉強法を調べる時間や反省をする時間を軽視していました。勉強法を磨くなら、早ければ早いほどいいです。
私は勉強法の凄さに気づいてからは、一旦勉強を止め、1週間にわたって毎日10時間ほど勉強法を調べました。そこで効率が数倍よくなったので、2ヶ月で英語の偏差値が20上がりました。

こうやって考え方の悪い癖から修正したことで、次第に勉強法の工夫ができるようになっていきました。なので1ヶ月でネクステの文法語法まで終わらせました。

彼はとても素直なので言われたことをすぐにやってきます。それが変化につながります。
また、日本史は東進の一問一答の星2までほぼ全部覚えたら次の範囲に進めます。なので古墳までの基礎はほぼ全部覚えてるということです。

4月
勉強内容
○英語
- 入門70
- 基礎100(途中)
○国語
- ゼロから覚醒始めよう現代文
○日本史
- 飛鳥〜平安
4月の彼
この月の彼の課題は、短期記憶の勉強法で進めてしまうことでした。気づけば、単語を1日で50個ほど暗記していくやり方に戻っていました。
1回20〜30分で500単語ほど見てもらうことが、長期記憶の観点から考えるとベストです。50個ほどを短期間で進めていると、復習の回数が減れば短期記憶になりやすくなります。
このように、勉強の悪い癖を直すことで少しずつ効率を上げました。感情的に進めやすいやり方でなんとなくやっているとかなりのびにくくなります。
そうではなく、勉強での失敗を見つけ、それを一つずつ報告し、私のアドバイス通りやってくれたので変わっていけました。失敗は伸びしろです。
私の勉強法を読んだあと、それを無視したやり方で進めて失敗をすると私の勉強法の真の良さが分かります。そうやって一個ずつ勉強法を修正していきました。

素直さと自分のやり方を疑う姿勢が重要です。
日本史は、縄文〜古墳を3日で1周復習しながら、飛鳥〜平安までの基礎を覚えました。
5月
勉強内容
○英語
- 基礎100
- 問題精選(途中)
○国語
- 船口ゼロから
- 八澤文法
○日本史
- 鎌倉〜室町
5月の彼
- 英語35点
- 高2の2月34点
- 日本史49点
- 高2の2月30点
- 現代文82点
- 高2の2月51点
彼は英語に力を入れていましたが、英語は1点しか上がらずに悩んでいました。ただ、英語はまだ伸びる段階ではありません。
ゼロから勉強を始めた人は、解釈が終わり、長文を数冊解き終えて初めて伸びを実感することが多いです。もちろん私の伸びる勉強法でやって初めて伸びます。適当に自己流では伸びないことも多いのです。
ただ、日本史は少しずつ伸び始めたのと、現代文は私よりセンスがあったようで勉強法を変えたらすぐに伸びました。
それでも英語が伸びずにだいぶ落ち込んでいました。落ち込んだ後のルーティーンを実行しメンタルが落ち着いた後に何をどうやって勉強すれば伸びるのかを明確にして、不安を解消させていました。

6月
勉強内容
○英語
- 問題精選
- ルールズ1
○国語
- プラチナルール
- 古文上達基礎
○日本史
- 安土〜江戸初期
6月の彼
- 英語36点
- 日本史44点
- 現代文87
5月の箇所で言った通り、英語はまだ長文の多読が足りてないので結果は出ませんでした。ですが彼は今回こそ自信があったにも関わらず、3回も共通英語で30点台を取ってしまい、かなり落ち込んでいました。
この時が一番落ち込んでいましたね。確かにその気持ちは分かります。あれだけ勉強したのに変わっていなかったら、このまま伸びないんじゃないかって思いますよね。
ですがになる彼はそれでもめげません。彼の内面的ないい点は、淡々と努力を続けられることです。そんなメンタルでも、毎日10時間ほどは勉強をしていました。すごいですよね。少しでも無駄な時間を作ってしまったらそれを自分で反省し、改善策を考えます。

そうやって勉強時間を確保するための軌道修正も毎日行っているのが彼の強みです。
ただ、失敗も沢山あります。点数を気にしてしまい模試の後に落ち込んだりしますが、それは普通のことです。私もよく落ち込んでいました。
彼は失敗をそのままで終わらせず、反省してちゃんと次に活かします。それも強みです。転んでもすぐに立ち上がります。そういった芯の強さも彼の強みです。
こういったスキルを極めて成長すると将来かなりプラスになります。

ただ、実力が明確になるのが怖く、過去問などの問題を解くのを避けてしまい、日本史が伸び悩みました。

8月の現在はようやく問題演習の大切さに気づいてくれたので日本史も伸びてくることでしょう。
7月
勉強内容
○英語
- ルールズ2
- ハイパー2
- ルールズ3
- ポラリス2
○国語
- ゼロから覚醒final
- 古文上達基礎
○日本史
- 江戸まで
7月の彼
7月は長文ラッシュで進めました。普通の感覚からすると、解き過ぎですよね(笑)
これができるのは勉強法があるからです。必要な作業とそうじゃない作業に分け、無駄な作業を全て排除するのでガンガン進められます。
例えば、長文を終わった後に全文のsvocと訳を確認する人が多くいます。私の塾生は、解きながら分からない構文や単語にチェックをつけるので、解き終わった後はそこだけ確認します。これで数十分の時短になります。
分からない文が他にあったとしても、解いた文章は何度も何度も音読をするのでその時に確認すれば大丈夫です。こういったコツを全ての勉強で教えるので早くなります。
こうしてガンガン解きまくった結果が、このグラフです。7月に共通の予想問題を解いて74点まで上がりました。他の教科がないのは自分英語だけを解いたからです。

塾を開いて5年目になりますが、今までの多くの教え子が長文の参考書を4,5冊解き始めた時点で伸び始めます。
英語の基礎や国語力がある子は解釈の段階で伸びることもありますが、普通の受験生はこの時点で伸びることが多いです。
もちろん、正しいやり方ではなく自己流で進めていたら伸びません。

こういった偏差値60までの基準などを先に知っておくことで不安はかなり減ると思います。私はそれを全て調べ切っていたので早稲田合格まで不安はほとんどありませんでした。
情報収集の時間が無駄という人がいますが、不安がなければ勉強時間が増え、集中力がかなり上がるので、情報収集は後から効果がかなり出てきます。
私はそれが分かっていたので悩みが浮かんだ瞬間に全て調べました。教え子もすぐに質問してもらえるように徐々にトレーニングをしています。
悩みや不安こそ伸びしろです。不安を情報収集へと変えていくことで伸びます。

8月
勉強内容
○英語
- supuremacy
- ルールズ4
○国語
- 現代文ルールズ
- 八澤読解
○日本史
- 明治まで
8月の彼
- 英語41点
- 日本史65点
- 現代文65点
英語が74点から41点になってしまい、彼はかなり落ち込んでいました。これは落ち込みますよね。ですが、そういう時は誰しもあります。うまくいく時だけじゃないのです。
具体的には、彼は時間配分をミスってしまい、大問の7と8を解ききれなかったようです。
こういった失敗は大変辛いものですが、ここで失敗してくれて良かったと私は思います。このおかげで普段から時間配分を意識して解く練習ができるからです。
失敗は悪いものではありません。それを反省して次につながる努力をすれば、失敗のおかげで成長できます。そういった経験を積んでもらうために、塾生には頻繁に模試を受けてもらいます。
彼は素直なので、この経験をもとに、私の解き方の真似を増やすことや、演習数を増やすこと、時間内に解き切る意識、読み込み時のスピードなどを改善させていきました。


自分の課題に合わせて勉強法を毎日修正していくことがとても重要になります。
9月
勉強内容
○英語
- マーチ過去問
○国語
- 開発講座
- 岡本ポラリス1
○日本史
- 大正〜1945年まで
9月の彼
英語は参考書ルートが終わったので、とうとう過去問に入りました。ですがここから彼の泥沼が始まります。
過去問の反省はかなり頭を使うのですが、彼はそれが苦手だからです。解いた後に苦手な原因を明確にし、それを補う勉強法を考えなくてはいけません。
例えば解き方が悪ければ写真を撮り、私に解き方を聞く必要があります。彼はそれが苦手でした。解いた後に落ち込んでしまい、反省が中途半端になってしまうのです。
それでも粘り強く私が質問を多く投げかけることで、会話を確保し、そこで課題を見つけていけるようにしました。メンタル面でのアドバイスもかなりこの時期にしました。
ここで、自分の苦手な部分と向き合ったおかげで後から効果が出てきます。
一方、日本史は時代が進んできたので、得点が安定してきました。共通日本史を自分で解くと75点だったらしいです。彼の努力が徐々に実ってきています。
10月
勉強内容
○英語
- マーチ過去問
○国語
- 過去問
- 岡本ポラリス2
- 古文レベル別
○日本史
- 戦後
- 史料
10月の彼
この月では、過去問の点数を把握するのを逃げてしまうことがよくありました。これは私も受験期に同じ気持ちになったので、よく分かります。
ですがそれでは伸びてこないので、過去問を沢山解いて、課題を沢山把握してもらうことにしました。
沢山過去問を解いてもらい、英語であれば読めない部分を丁寧に精読し、悪かった解き方を修正して行きました。
そうやってアウトプットをガンガン進めて、メンタルが落ち込みながらも課題と向き合い、克服していくための勉強法を考えていき、伸ばしていきました。
ただ解くだけでなく、自分の課題を克服するための勉強を毎日一緒に考えていったのでどんどん調子を上げていくことができました。
11月
勉強内容
○英語
- 過去問
○国語
- 開発講座
- 岡本ポラリス1
○日本史
- 大正〜1945年まで
11月の彼
- 英語80点
- 日本史??
- 現代文85点
日本史に関しては、会場にギリギリの時間に着くようにした所、迷ってしまい模試に遅刻してしまったようです。焦ってマークをし忘れ、点数が分からなくなってしまったようです。結果が返って来た後も言いたくなさそうでしたので聞きませんでした。
そこから彼はしっかり早めにいくようにしていました。私は1時間前に着くのをルーティーンにしていました。

英語や国語は徐々に安定してきました。共通の過去問を解いている時も8割ほどを安定して取るようになりました。
誰でも伸びるのに必要な勉強をこなすことができれば、伸ばすことはできます。勉強法を知っていれば、やるかやらないかだけなのです。
そして、ここまでの推移をまとめると、こうなりました。浮き沈みはありますが、最終的には8割ほどまで上がってきました。

12月
ここからは彼は過去問と修正ばかりなので、内容は省略します。

ここまで過去問を解き進めてきた所、12月の下旬にはこれほどまで点が上がっていました。彼はマーチ志望ですが、普段から早稲田の問題を解いてもらいました。
早稲田はマーチの難しいバーションなので早稲田の問題を解いていれば、法政や明治の問題は簡単になります。中央などは文法が多くなるのでまた変わりますが。
彼はマーチの過去問は十分に解く時間があったので、早稲田の問題を解いてもらっていました。それが功を奏し、マーチは簡単に感じていたようです。
受験期
そして受験校は長文問題メインで受けれるところにしました。明治や法政を中心にし、和訳や英作文、文法問題などがない傾向の所にしました。
なるべく対策することを減らして、長文に特化してもらうことで対策を長文へ集中することができました。早稲田は長文特化の問題形式がほとんどなので、その簡単なバージョンになる大学を選びました。明治や法政、中央などを受けました。
そして、結果はこうなりました。彼の努力の結果はこれです。

本当にほとんどゼロの状態からここまで伸びてくれたので私はとても嬉しかったです。
彼はここまで多くの挫折をしながらも毎日10時間ほどを安定して勉強をし続け、苦手な勉強法の修正も続けていきました。そのおかげで元々よくなかった地頭がどんどんと向上していきました。
最後はマーチに入れるほどまで思考力が向上し、自分で勉強法を修正することもできるようになりました。本当にすごいですよね。彼の努力の賜物です。
そして受験生の方に向けてメッセージをくれました。

挫折の多かった彼だからこそ言えることが詰まっていますよね。それでも最後まで自分や私のことを信じてくれ、過去問で合格点を取るようになり、逆転合格しました。
あなたも、彼のように最初から諦めずに、挫折をしても挑戦し続けていけると素晴らしいと思います。





