【第53回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365
目的があるから頑張れる
なんのために過ごしているのか
あなたは今、なんのために過ごしていますか?
大学受験のためだと答える人もいると思いますが、それは本当にやりたいことにつながっていますか?
義務感で勉強している人も多いですよね。私も受験を始めるまではそうでした。「やらないといけないから」「宿題で出されてるから」「親がうるさいから」
一般受験より前はこういった理由で勉強していたので、私は本気になれませんでした。
一方、別の人達もいます。「将来やりたいことがあるから」「受かってあいつを見返したいから」「早稲田に受かるのが夢だから」などと言って本気で勉強する人達です。
彼らはなんのために過ごしているのかが明白なのです。「なんで早稲田に行きたいの?」と聞かれたらスッと答えられます。
もう一度聞きます。あなたはなんのために過ごしていますか?
私が早稲田に受かりたかった理由
私は習慣的に勉強した経験が全くのゼロでした。「今が楽しければいい」と本気で思っていました。
そんな私が、天才の友達と出会い、価値観が大きく変わり、早稲田を塾なしで目指し始めます。

受験一年前で全国偏差値が36しかなく、アホすぎたので毎日長時間勉強が必要だったのです。
そして、勉強するコツを調べているうちに、努力経験ゼロの私が毎日12時間勉強するには「理由」が必要だと思いました。
「どうして辛い勉強をして、早稲田に行きたいのか」と悩む自分を説得する強い「理由」が必要だったのです。
そして、日々勉強しながら様々な経験していくうちに、答えが見つかったのです。
- 毎日めっちゃアドバイスをくれる天才の友達に合格で恩返ししたい
- 応援してくれる友達に報いたい
- 親孝行をしたことがなかったから、支えてくれる親のためにしてみたい
- 将来やりたいことは決まってないけど、行ける中で一番上に行っておけば、夢が見つかった時に後悔しないだろうと思った
- 一番上ってかっこいいから私立の一番上(早稲田政経)に行きたい
毎日沢山紙に書きながら考えたら、この考えに辿り着きました。今考えると、自分のためと他人のための両方あるのがよかったんだなと思います。
受かりたい気持ちを育てる
受験期の私は習慣をとても意識していたので、毎日同じルーティーンで生活していました。

そしてモーニングルーティーンの中に、受かりたい理由を思い出す時間を作っていたのです。上の5個を毎日必ず思い出していました。必ずです。
私はこういった些細ですが効果がはっきりとある行動を当たり前に毎日守ることで、他の受験生と圧倒的な差をつけることを意識していました。
毎日、早稲田に行きたい理由を思い出せたので、常にそれを意識しながら生活できました。
例えばスマホをいじってしまいそうな時は「それは早稲田に行くのに必要か?」と自分で問うことができ、スッといじりたくなくなるのです。
何か行動するときに「なんのために過ごしているのか」を判断基準にしていたので、無駄な時間がほとんどなくなりました。
早稲田のために勉強し、情報収集しているか、思考し、勉強や思考の体力を養うために休憩やリフレッシュ、運動、ストレスの発散などをしていました。
これは聞いているとお坊さんの修行のようですが、実際やっていると楽しいのです。理想的な行動しかしないので、全ての行動で達成感が生まれるのです。
例えていえば、RPGなどのゲームで常にレベルアップしまくっている感覚です。レベルが上がって、各ステータスが上がりまくっていれば嬉しくてもっとやりたくなりますよね。
そうすれば行きたい理由がもっと強くなっていきます。これが気持ちを育てるということです。
日々それを思い出し、それに沿って行動し、達成感を味わうことでどんどん気持ちが強くなります。
最初からモチベがMAXな人はいません。とりあえず冒険に出て、数々の敵を倒し、様々な経験をし、自分のレベルが上がり、本当に成し遂げたいことが見つかります。
何のためかわからなければ、とりあえず長い旅に出てください。そして考え続けるのです。
存在意義を見つけたら
自分がなんのために存在して、受験をしているのかを見つけられたら、勉強せずにはいられなくなります。
義務的にイヤイヤ勉強していた私も、気づけばどうしても勉強したくてたまらない状態になったのです。
遊びに行ったら自分の存在意義を否定し、夢から遠ざかるので罪悪感が生まれました。二度寝をしたり、スマホを触ったりしていたらメンタルがやられるので、辞めたのです。
全ての時間を勉強のために使いたくなり、それをこなせたらめちゃくちゃ達成感が湧いたのです。勉強をこなしてもそれが湧かないなら、気持ちが育ってないからかもしれません。
私はどうしても早稲田に行きたくてしょうがなかったので、恋愛やゲーム、漫画、遊び、部活、趣味、青春など全てを捨てました。
より多く捨てた分、多くの時間が手に入り、多くのものが手に入ります。
勉強以外の全てを捨てて、受かるために必要なことを考えて日々修正し続けたので、早稲田に受かることができたんだと思います。
結局この一年が人生で一番濃く、友達と一緒に本気で頑張った一年が一番青春になりました。中途半端にやると辛くなります。
気持ちが育っていれば、疲れるのは成長と実感できるのです。何も考えなければ疲れることはただネガティブなだけになってしまいます。
ただ、受かる方法を明確にしなかったり、自分の課題を見つけて克服しなければ、長時間やっても伸びないので、情報収集力や課題発見力、課題解決力もとても重要です。
教え子には、私の課題発見力と課題解決力をフルに使って、それぞれにあったアドバイスをするので伸びます。そういった修正力も受験期に育てました。
時には息抜きも必要
英語を短期間で伸ばす方法を調べてそれをこなしたら、2ヶ月で偏差値が20上がりました。41から61まで上がったのです。
それで調子に乗り、休憩をサボって毎日15時間勉強をしていたら燃え尽きました。ストレスがMAXになって、限界がきているのに気づきながら無理していたら、活字が一文字も読めなくなったのです。
それで高3のゴールデンウィークに1週間寝込みました。それを友達に言ったら海沿いを何時間も一緒に散歩してくれ、回復しました。

この経験から、無理して15時間勉強するより、休憩しながら12時間勉強をする重要性を学んだのです。
実際、そうした方が15時間勉強の時より勉強量が増えたのです。
心に余裕が生まれ、ネガティブな思考で疲れる時間が圧倒的に減りました。そのおかげで脳の体力が上がり、爆発的な集中力で爆速で勉強を進めるようになったのです。
- 30分勉強5分ぼーっと散歩
- 休日は朝に10分ランニング
- 数時間ごとに20分ほどサイクリング
- 夕焼けが落ちる時に達成感を味わいながらサイクリング
- シャワーなどの時にぼーっとする
ぼーっとするのもとても重要です。ぼーっとしなければ人はネガティブな思考や感情で勝手に疲れるのです。
瞑想を続けるとぼーっとできるようになります。

そしてこう言ったぼーっとしているタイミングで、私は受かりたい理由などを考えていました。
そしてあらゆる行動の前に「それは早稲田に行くために有益か?」という判断基準を持ってきて、理想的な行動を選択できたのです。
心に余裕があると、こう言った思考を意図的に選択できるようになります。これも受験期に全部育てました。
本気で変わろうとすれば、誰でも変われます。いつからでも。今からでも。






