【第29回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365
勉強脳の作り方
この3つを意識しよう
| 名称 | キーワード | 意識すべき行動 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ドーパミン | やる気・達成感 | ✅ 小さな目標を立てて達成する ✅ ご褒美を設定する | 「できた!」を積み重ねることでモチベ維持 |
| セロトニン | 安定・集中・睡眠 | ✅ 朝日を浴びる ✅ 睡眠リズムを守る ✅ 深呼吸や軽い運動 | 焦りや不安を防ぎ、頭をクリアに保つ |
| オキシトシン | 安心感・人とのつながり | ✅ 家族や友達と話す ✅ 感謝を伝える ✅ ペット・ぬいぐるみをなでる | 孤独やストレスを和らげる「心の栄養」 |
受験生はこの3つの脳内物質を意識すると、最高な受験期を過ごせます。
ドーパミンを活用して勉強のやる気を上げ、セロトニンでネガティブにならないようにし、オキシトシンでリラックスしてストレスを減らしましょう。
一日中勉強をしドーパミンばかりになると燃え尽き症候群になります。ストレスがMAXになり、鬱っぽくなるのです。
私も高3のGWにそうなりました。4月に英語の偏差値を61にし、休憩を省いて孤独に15時間勉強しまくっていたら、ドーパミンばかりになって活字が一文字も読めなくなったのです。1週間も家で寝てました。
そしてGW最終日に友達と談笑しながら自然を3時間ほど散歩し他治ったのです。友達との談笑はオキシトシンで、自然の中にいるのはセロトニン、散歩もセロトニンに効果があります。

要はこの3つのバランスが重要なのです。勉強でドーパミンがでなければやる気が出ず家で寝て携帯ばかり見て過ごすことになります。
オキシトシンがなければ、孤独感があり、ストレスも溜まっていく一方になります。セロトニンがなければ常に不安がついてまわり、勉強に集中できず、睡眠も不安定になります。
幸せになるセロトニン
主な役割
- 気持ちを落ち着け、集中しやすくする
- 朝の目覚めをスムーズにして、生活リズムを整える
- 不安やイライラを減らす
受験へのメリット
- プレッシャーに強くなる
- ポジティブになり、ストレス耐性がつく
- 落ち着いて勉強に取り組める
- 睡眠の質が上がり、記憶が定着しやすくなる
増やす方法
- 朝日を浴びる(ベランダや公園で10分でも効果🙆♀️)
- よく噛んで食べる(リズム運動)
- ウォーキングや軽い運動をする
- 瞑想や深呼吸をする
- 納豆、バナナ、卵、ヨーグルトを食べる
- 自転車通学や階段登り降りをする
セロトニンは「幸せホルモン」とも言われます。簡単に言うとこれが多ければ幸せになりやすいということです。
私のある友達の話をします。彼はゲームが好きで大学も辞めて家に引きこもっていました。ずっと家にいて日光を浴びず運動もしなかったのでセロトニンが足りていませんでした。
そして私が大学生の時、ウーバーイーツの配達員を一緒にやらないかと連絡をして、一緒に始めました。その時は効率良くやれば時給換算で2000円弱ほど激アツだったので一緒にやりました。(今は分かりません。)
彼は朝から日光を浴びながら自転車を漕いで運動をしたところ、体調がすこぶる良くなったそうです。生活習慣も改善され、夜行性から朝型に切り替わりました。
すると彼はみるみる元気になり、性格もどんどん変わっていきました。引っ込み思案でしたが、経営者にSNSでDMを送りいきなり会いに行って、雇ってもらうまで変わりました。彼はある意味ウーバーで人生が変わっていました。
受験期の頃の私は朝から休日は10分間だけランニングをして日光を浴びていました。セロトニンで満たされていたのでポジティブでしたし、体調不良にもなりませんでした。(他にも工夫は山ほどありますが)

そして私は今でもサッカーを週に2回ほど行っています。朝の散歩や瞑想なども続けているので体調がかなりいいです。2年前にサッカーを始めましたが、ここ2年ほどは一度も体調不良になっていません。
体調不良は意外とメンタルがきっかけで起きることも多いんですよ。メンタルが荒れた時に免疫が弱くなり、ウイルスや細菌にやられます。
やる気MAXドーパミン
主な役割
- 「やるぞ!」という意欲を生み出す
- 達成感や報酬を感じさせる
- 集中力を高める
受験へのメリット
- 勉強モチベーションが上がる
- 勉強を「ゲーム感覚」で続けられる
- 小さな成功体験が積み重なりやすくなる
増やす方法
- 勉強の「小さなゴール」を設定する(例:1ページ終えたら○○)
- 褒められる・達成感を感じる習慣を作る
- 好きな音楽を聴く、ワクワクすることをする
私は勉強のゲーム化をかなり意識していました。そのための工夫もかなり調べて考えて実行しました。
元々ゲームは大好きで、それは簡単にドーパミンを得れるからですよね。スマホをすぐに見ちゃうのはショート動画などで一番手軽にドーパミンを得れるからです。人は興味あるジャンルで新しい情報を見るとドーパミンが手に入ります。
これを勉強に活かせないかと考えました。小さなゴールは簡単にドーパミンを得る工夫です。小さなメモ帳にtodoリストを作り、こなしたらタスクを線で消すのがまずいいなと思いました。
タスクをやればやるほど消せて達成感が湧くので、どんどん消したくなりました。そしてこなしたタスク量などを毎日のように見返すのです。日付と勉強時間も記載しているので毎日長時間やっているともっと達成感が湧きます。
そして、満足に勉強できた日は夕暮れ時に散歩をしていいと言うルールを作ったのです。これがご褒美制度です。その時間までに無駄な時間なくめちゃくちゃ勉強しているので、達成感に満たされながら歩けていました。
達成感は自分で気づかないといけません。そしてそこで自分を褒めるのです。その時間を作らなければ、ただキツイことをやってるだけです。
達成感を受験最終日まで持ち越してたらモチベは続きません。なので私は毎日のように散歩をしてドーパミンを味わっていました。

他の工夫としては、模試での目標とそこまでの計画をたて、実際に狙っていた偏差値をとるといったこともあります。
高3の4月で英語の偏差値を60にすると言う目標を立て、そこまでの勉強法を何十時間もかけて調べ尽くし、実際にこなして2ヶ月で偏差値が20上がった時のドーパミンはかなりのものだったのを今でも覚えています。
天才の友達にも「偏差値60はかっこいいな」と言ってもらえたのが嬉しかったです。彼は70を軽く超えていたのですが、嫌味なくそう言ってくれます。
また、友達にターゲット1900や日本史の一問一答から問題を出してもらって即答する時も気持ちよかったですね。そういった小さな達成感も積み重ねましょう。
安心安全オキシトシン
主な役割
- 安心感や人との絆を強める
- ストレスを和らげる
- 心を穏やかにする
受験へのメリット
- 不安を感じにくくなる
- メンタルが安定し、勉強効率が上がる
- 家族や友達、先生との関係が支えになる
増やす方法
- 家族や友達と話す、感謝を伝える
- ペットをなでる、人を思いやる行動をする
- 「ありがとう」を言う、もらう
これは受験生がかなり欠けやすいものだと思います。私も一番足りてなかったのはこれだと思います。これは受験期に存在を知りませんでした。
私は学校では普通に友達と談笑する時もあります。なので学校に通ってる時期はメンタルが安定していました。
ですが長期休暇になるとメンタルが荒れます。家ではあまり話さなかったのと、塾にも行かなかったので、夏休みは一人で毎日図書館にこもっていました。それでオキシトシンが不足したのです。
ストレスが溜まりメンタルが荒れやすくなり、それがついに現代文を時終わった後に爆発しました。もう何もやる気が出なくなり、燃え尽きかけたのです。
そこで前のGWの反省を思い出し、「明日海に行かない?」と地元の友達にLINEをしていくことにしました。昔のように海で友達と散々遊んだのでそこで気持ちが元通りになり、次の日からは勉強に戻りました。
そうならないように、受験生は一人で勉強しがちなので、誰かと連絡を取ったり、たわいもない話をしたり、家族と談笑したり、ペットと触れ合ったりしましょう。






