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大学受験の教養365

【第24回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365

川田来夢

暗記のコツ

周回だけだと効率悪い

知識を長期記憶にするためには日をおいて何十周もすることはとても重要です。単語帳は覚えている上で毎日500個ほど復習し、50周~100周ほどすることで真の長期記憶になります。

これはとても重要なことですが、実はそれだけだと効率が悪いのです。他にもコツは山ほどあるのです。

そのコツを見つけるためには、自分がよく覚えていることを分析してみるといいのです。例えば、体育祭で自分が活躍した時や逆に失敗した時などはよく覚えていますよね。

それは、人は感情を強く揺さぶられたものを長期記憶にするからです。よくあなたの記憶を振り返ってみてください。

人が長期記憶に残すものとは

人は膨大な量の知識に触れますが、脳の容量には限界があります。なので人は膨大な情報から記憶に残すものを選別しているのです。それでは、どんな情報を長期記憶にするのでしょう。

結論から言うと、生きる上で必要になる知識を記憶に残すのです。そして人の脳はずっと進化していないので、大昔の世界で必要だったものなどに囚われているのです。

世界的ベストセラー『サピエンス全史』によると、人間の脳は30万年以上の間にほとんど進化していないらしいです。アマゾンの奥地で狩猟採集民族をしていた頃と何ら変わらないのです。

私たちは今でも甘いものや油っぽいものに目が無いですよね。アマゾンに住んでた頃はそれらが貴重なエネルギー源だったのです。なので他の人に取られる前に食べてしまいます。現代ではカロリーを摂取するのは簡単になったのにも関わらず、過剰に食べてしまうのは脳が進化していないからです。

なので、長期記憶に残すものも変わっていません。生きる上で重要だったものを記憶に残すのです。その一つが感情を強く揺さぶられたものです。

その時代では恐怖は死に直結していました。天敵が来た時は反射的に逃げないと食べられてしまいます。なので不安や恐怖という感情はよく覚えていられているのです。

喜びなどの感情も生命活動に直結します。食べ物を発見した喜びを覚えておけばまたそれを応用して次の食糧に繋がります。人間関係での喜びを大事にしておけば、助けてもらえます。

ライム
ライム

なので、感情を揺さぶるものを人は長期的に覚えておくのです。

感情を揺さぶる勉強法

友達とのクイズ大会

私がよくやっていたのは、友達とのクイズ大会です。例えばターゲット1900や日本史の一問一答などから誰か一人が問題を出します。それに4人ほどで早押しで答えていくのです。

誰よりも速く答えられた時は嬉しい感情が生まれます。そして一問一答を復習しているときに、「これは確か正解した問題だな」と気づくようになり、よく記憶に定着されます。そして、「次も正解してやろう」という気持ちになればどんどん覚えていけるのです。

逆に、答えられないと恥ずかしいですし悔しいのでよく覚えるのです。そして「悔しいからもっと覚えてやろう」と思えばどんどん覚えたくなります。なのでどっちに転んでもよく覚えますし、モチベが生まれるのです。

このように、アウトプットはよく記憶に残りやすいので、「アウトプットはインプットの3倍効率がいい」とよく言われます。

多角的なインプット

いきなりですが想像してみてください。クラスで全く話したことない生徒と、海外でばったり出会ったとします。その場合、今まで話したことがなくてもついつい話してしまいますよね。親しみが湧き、記憶にもよく残ると思います。

私はこの現象にも気づき、勉強に応用させました。一つの知識について多様な参考書などで学ぶようにしたのです。

例えば、日本史の漫画を読んだ後に『なぜと流れ』という参考書を読んだとします。その時に「この人、漫画に出てきたあの人か」と思うことが出来れば、インパクトがあって記憶に残りやすくなります。

なので私は日本史を学ぶ時は一問一答を一冊周回しまくって極めながら、色んな教材でインプットをし、色んな刺激を感じるようにしていました。

例えば英単語も、単語帳でいくらやっても覚えられなかったものが長文で出てきたら、一発で覚えたりします。長文でわからなかった単語がまた違う長文で出てきた時も覚えやすくなります。

このように、さまざまな角度からのインプットを意識すると知識が残りやすくなります。

面白いゴロ

私は面白いゴロも感情を揺さぶられて記憶に残りやすかったので好きでした。私が特に好きだったのは「嫌(18)だ来るなゴミ(53)ペリー」というゴロです。

歴史の転換点でかなり重要な年号であるペリー来航のゴロを考えて思いつきました。「いちごパンツ(1582年)の本能寺の変」などのゴロも好きです。

私はまずこういった語呂を調べまくって、気に入ったら一問一答に書くようにしていました。そうやって頃の作り方を学んだら実際に自分でも考えます。そしてそれを友達に共有するのです。

友達に話すことでエピソード記憶にもなります。その時の体験が感情的であれば記憶に定着しますよね。友達と一緒に笑ったエピソードで覚えたりします。

例えばよく覚えているのは、早稲田志望の天才の友達が教えてくれた鉄砲伝来の年(1543年)のゴロです。彼はそれを「543バーン」と言っていて、「321で鉄砲を撃つんじゃなくて543で撃っちゃうんだよ」と言っていて、衝撃的ですぐに覚えました。笑

私も同じように調べたり、考えまくって違う友達に披露したところ、その友達もまた考えてくれて面白いゴロをたくさん教えてくれました。そうやって知識を増やしていたのです。

最後に

いかがでしたでしょうか。感情を動かす工夫は他にも山ほどあるので探していきましょう。また、記憶には感情を動かす以外にも重要なことが沢山あるので、沢山コツを見つけていってください。

例えば、丸暗記を回避するために仕組みを理解することもそうです。14単語の語源を覚えて活用できるようにすれば、14,000語の意味がわかるようになるというのはガチです。

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 他にも、用語を単体で覚えるのではなく、体系的に覚えるために用語と用語を繋げる意識なども重要になります。よく言われる、点と点が線になり、面となるというやつです。これもかなり大事なことです。

このような暗記のコツは山ほどあるので、常に自分の勉強法を振り返りながら探していきましょう。わたしそれを使いこなしたので1年独学で偏差値が35ほど上がりました。ただ量をこなしたわけではありません。

長時間勉強は当たり前として、質を追い求めたので爆発的に伸びたのです。それを忘れないでください。

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ライム
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早慶逆転塾代表
高校偏差値54の平凡高校に入学し、1年独学で全国偏差値36から早稲田大学社会科学部に逆転合格。 2021年からオンライン塾を開始し、早慶MARCHなどに逆転合格させた実績多数あり。

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