【大学受験】英語長文がどうしても読めない人の原因13選
長文の勉強で必要なこと
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| 重要度 | (5.0) |
| 難しさ | (4.0) |
こんにちは、独学で早稲田に逆転合格したライムです。
「英語長文は読めなくて本当に苦手,,,」と悩んでいませんか?
元々私はセンター英語(今で言う共通)のリーディングが4割(今でいう2,3割)しかとれず苦労しましたが、最後は9.5割を取りました。80分中40分間で解き終わるまで速読ができるようになりました。
今回の記事は元々凡人だった私が独学一年で伸ばし、教え子も続々と結果を出している考え方を伝授します。

この記事は以下のような人におすすめ!
- 長文を読むのに時間がかかる
- 長文が大嫌い
- 読めるようになるビジョンが見えない
- いくら勉強しても読めない
実は、伸びない原因は人によって変わります。バスケで例えると、シュート率が低い原因がシュートフォームの雑さだとします。なのにそれを直さずに練習量をこなしても上手くなりませんよね。
長文でも全く同じことが言えます。人によって原因は変わるので、人それぞれやることが変わります。今まで伸びてきたやり方を続けても、伸びない可能性があります。ゲームが変わるのです。
沢山の教え子がゼロから伸びましたが、それは長文に入ってから毎日勉強法を修正していったからです。質を上げたうえで量をこなしてもらったので伸びました。
長文ができない原因11選
原因の一覧はこれ
- SVOCを一瞬で見抜く思考の癖がないから
- 自分の理解できるスピードを超えてるから
- 毎日長文を読んでいないから
- 国語力がなく、内容理解ができないから
- 単語を場所で覚えてるから
- 解き方を試行錯誤してないから
- 一つ目の意味しか覚えていないから
- 各単語の品詞を覚えてないから
- 出会った構文の数が少ないから
- 類推力がなくて分からない単語で止まるから
- 抽象度の高いテーマに慣れてないから
- 分からない時に同じ場所を何度も読み返すから
- 細かい文法事項を覚えていないから

一つずつ丁寧に解説していきます。
1.SVOCを一瞬で見抜く思考の癖がないから
svoc(構文)を瞬時に見抜けないと長文は速読できません。「これはsvocがどうなってるんだろう?」と悩んでいたら意味を瞬時に理解して進めることはできないのです。
私はそれに気づき、高3の4月に解釈の音読をすることに決めました。svocを無意識に把握して意味だけを追えるようになりたいなと思ったので、それをできるようにする音読をしました。
これはただ解釈の参考書を進めているだけではできるようになりません。構文を自分で見抜けるようになる練習が必要です。
小さい頃に自転車を乗るときに、実際に転びながら練習をしましたよね。説明を聞いただけでは乗れるようになりません。
解釈も自分でsvocを見抜きながら意味を同時に追える読み方を50回音読で練習することでスラスラ読めるようになります。私はそのおかげで2ヶ月でセンター英語が4割から8割まで上がりました。

2.自分が理解できるスピードを超えてるから
これをやってしまう受験生はかなり多くいます。感情的に自己流でやっているとこの沼にハマって抜け出せなくなります。
理解できるスピードを超えているとは、長文を解く際に焦って速く読んでしまうことです。「早く解かなきゃ!」と焦り、長文を読めてないのに進めていき、内容が掴めずに何度も読み返してしまいます。
これは何度も読むことになるので、逆に時間がかかります。そして、癖がつくと長文が読めなくなります。教え子もついついやってしまい、変えるのに苦労する子が何人かいました。
速く雑に読んでいると、もっと速く雑にしか読めるようになりません。雑に読んでいたら解けるようになりません。一方、ゆっくり丁寧に解いていけば、少しずつですが、次第に速く丁寧に読めるようになります。
ゆっくり丁寧に解きながら、わからない部分にチェックをつけ、解き終わった後の見直しでそこを丁寧に精読することで読めるようになってきます。これが本質です。
速読力は毎日の1万語音読などの読み込みで上げていくしかないのです。解いてる時に時間を意識して焦って雑に解くのはやめましょう。

3.毎日長文を読んでないから
長文は1日でも読まないと速読力が衰えます。ピアノはだ「練習を1日休むと、3日戻ってしまう」と言われます。これは英語長文も同じようなものだと思います。
実際、1ヶ月英語に触れなかったら、英語がセンター8割から4割まで落ちていました。そこからは必死に毎日多読して戻しましたが、読まないとかなり落ちるの確かでした。
ですが、これは最初から長文を読み込めというわけではありません。解釈をやらないと長文のsvocがわからずに時間がかかるので、文法と解釈が終わったら始めましょう。

4.国語力が低いから
「単語やsvoc、訳が分かっても解けない」という人は国語力が足りません。
私は国語力が圧倒的に足りてませんでした。いくら勉強しても偏差値は40台だったので。下の画像は私の受験期の偏差値の推移です。

この国語力のせいで、センター英語の本番では、読めない文と単語は1つもないのに2ミスをしました。原因は国語力です。
解決策は現代文の参考書ルートを正しい勉強法で進めて国語力を育てることが一番効果的です。ただ現代文の参考書をこなしても伸びないので、正しいやり方でやりましょう。


母国語で理解できないものは英語ではもっと理解ができません。
5.単語を場所で覚えているから
1秒1単語だけで進めていると、単語を場所で覚えてしまいますよね。なので私は友達に問題を出してもらったり、単語アプリを使ったり、歩きながら覚えられない単語を思い出したりしていました。

語源をマスターし、成り立ちを理解することも効果的です。

そうやって多角的なアウトプットを増やすことで場所暗記を回避できると、長文でも意味が瞬時に分かるようになります。

単語は単語帳で答えられるようにするのが目的ではなく、長文で瞬時に意味を見抜けるようにするのが目的です。
5.解き方を試行錯誤していないから
解き方は長文の正答率と制限時間に大きく関わってきます。絶対に工夫すべきポイントです。
私は先に問題や選択肢などを見てから長文に入り、一回読み終わるうちに全問を解き終えます。何度も長文を読まないようにしていました。
先に長文を読み終えた後に問題に入ると、「あれ?これどこに書いてあったっけな?」となりますよね。もう一度読むのはかなりのタイムロスになります。
また、私は問題で問われていないことはかなりのスピードで読み流します。そこは覚える必要がないので、内容を一瞬で忘れます。そうやって緩急をつけ、重要なことだけ丁寧に読み、解答の根拠を見つけたらすぐに答えに入ります。
これは見直しのタイミングでできるようにしました。毎回解き終わった後に「どうやって解けばいいかな?」と試行錯誤して毎回解き方のルールを修正して、辿り着きました。
私の解き方はかなり難しくて記事を読んでも全くマスターできず、実際に自分が問題を解きながら試行錯誤しないと身につきませんので、教え子はいつもその場で聞いてくれます。



7.一つ目の意味しか覚えていないから
単語は一つ目の意味だけでは戦えませんので、コアイメージを覚えるべきです。コアイメージとは、単語の意味の中心となるイメージのことです。
これは英英辞典で意味を調べることで把握することができます。
produceの意味は、「 to cause a particular result or effect」と「to make, write etc something to be bought, used, or enjoyed by people」
というものでした。これらを理解した後に2つ目、3つ目の意味に出会って覚えていくことでどんどん読めるようになります。
長文で自分の覚えてない意味を使ってきた時は必ず確認して単語帳にチェックを入れるか書き込んだりして確実に覚えていきましょう。
そして、このイメージを理解することが英語を英語のまま理解する読み方に直結していきます。

ここまで本質をついて勉強する受験生はほとんどいないので、やればかなりの差がつきます。
8.各単語の品詞を覚えてないから
品詞を覚えていないと品詞分解で手こずります。例えば「very」を副詞だけだと多い、形容詞の用法を知らないとsvocがわからずに意味が分からなくなります。
このように、単語には意外な品詞で使われるものもあるので、品詞も一つずつ覚えていきましょう。単語帳でも覚えていくべきですし、ネクステの語法や長文で出てきた時に必ず覚えることも重要です。

最初からこれら全てはできないので、こういった細かい勉強法は毎日少しずつ教えています。
9.出会った構文の数が少ないから
svocを瞬時に見抜けないのは、同じような構文と今まで出会って無かったからかもしれません。もちろん、出会った構文を丁寧な精読と読み込みによって自分のものにしていない可能性もありますが。
なので大事なことは、読めなかった文を精読しながらより多くの長文を解くことです。私は500題は解きました。教え子も私の高い基準に合わせて沢山の読めない構文に出会ってもらっています。
読めない所を読めるようにする勉強が一番重要ですよね。そしてそれを次は読めるようにどうすべきか考えることも重要です。長文を解いて解説を読んで終わりでは伸びません。
10.類推力が低く、読めない単語で止まるから
早慶レベルになると読めない単語は必ず出ます。それでも読めないといけないので、類推力が重要となります。類推は勝手に身につくものではないのです。やり方もあります。
普段の読み込みから練習をしていくことでできるようになります。「今日は類推をしよう」という目的意識で長文を読み、分からない単語に出会って、ゆっくり考える時間が重要ですよね。その積み重ねると、次第に高速でできるようになります。
また、長文演習の時に類推ができずに読めない単語が出てきた時の対処法も重要です。そこが解答の根拠であれば、2周目に精読しましょう。そして解答の根拠でないならすぐにかっ飛ばしましょう。
分からない問題に時間を割くより、分かる問題に時間を割く方が伸びます。これもよく間違える受験生が多いので注意しましょう。

問題の先読みをしていないと、解答の根拠なのかどうかが分かりません。これは特訓が必要となります。

11.抽象度の高いテーマに慣れていないから
テーマにはいろいろなあものがありますよね。言語やジェンダー、移民、気候変動、遺伝子などなど。
すでに読んでいるテーマであれば、かなり読みやすくなります。例えば、2周目の漫画や映画などは理解度が上がりますよね。予備知識があるので。
実際に私は受験期に毎日新聞の社説を読んでいました。そこで宇宙ごみというものの存在を知ったのですが、それが早稲田の政経の本番で出てきました。あらかじめ何が宇宙ごみか知っていたので、楽に読み進められました。いろいろあって落ちましたが(笑)

テーマ慣れをすすために、より多くの長文を解くことは重要です。それも最新のテーマなら尚更いいと思います。また、リンガメタリカを進めることや、現代文のテーマの教材を進めたり、私と同じように社説を読んだり、できることはかなりあります。

自分に合ったレベルとやり方、内容を選べるのが一番いいですよ。
12.分からない部分を何度も読み直すから
文章の論理構成上、最初は抽象的な内容になることが多いので文頭で理解できることは少ないです。それか逆にかなり具体的になり、誰かの発言から始まることもありますよね。
そういった場合は、読み進めないと理解できません。ですがわからないからと言って何度も最初だけ読み返してしまいます。
この前解いた共通の2024の大問5は、一番最後まで読まないとよく理解できませんでした。そのような長文に出会ったら、「次からは理解できるまで勇気を持って読み進めよう」と解き方を修正することが重要ですよね。
13.細かい文法事項を理解していないから
これは文法が曖昧なまま進めているか、解き終わった後の精読が足りないと起こります。
例えばasを前置詞だけだと理解していた所、長文で接続詞や副詞の用法が出てきたら分からなくなりますよね。全ての単語の品詞は確実に明確にしなければなりません。
分からない用法があればすぐに調べましょう。「as 用法 一覧」そうやって当てはまるものを探すのです。そうやって一つずつ調べると、次第に分からないものはなくなります。

私はこれを徹底的にやっていたので、ネクステは復習しませんでしたが、勝手に文法力が上がっていました。長文で分からない部分を完璧にするので。
まとめ
いかがでしたか。これらをすべてこなせば余裕で長文は読めるようになります。
伸びない原因は人それぞれですが、必ずあります。ただ今の勉強法を続けるだけじゃなく、正しい原因分析をして対処していく必要があります。
なので私は人それぞれ全く違うアドバイスをします。「ゆっくり解こう」という事もあれば、別の子には「速く解こう」という事もあります。
人によってやるべき勉強内容はかなり変わるのです。私は独学でそれを考え続けて早稲田8割まで伸ばしたので、他人の伸びない原因も分かります。
元からできたのではなく、元々バカすぎて普通にやってたら間に合わないので頭を使って工夫しました。なので工夫の仕方が分かります。進学校の人は学校の勉強をしてたら勝手に伸びたので、その工夫を言語化できませんよね。
なので、相談するなら独学で短期間で伸ばした人にするべきです。そういった人達は再現性の高い効率的な勉強法を知っています。現に、全問一位の私の友達はそこまで効率的な勉強法を知りませんでした。
相談する人や信じる情報は積極的に選びましょう。偉い人が合っているわけではありません。常識は疑うべきです。







