【第25回】1日1つ、読むだけで分かる大学受験の教養365
選択と集中
対策は絞った方がいい
受験校の選択で悩むことはありませんか?滑り止めや本命をどこにするか、共テなどの受験方式で悩むこともありますよね。
これに対して私は、対策はなるべく絞った方がいいと思います。ある対策を選択して、そこに時間を集中しましょう。それが選択と集中です。
例えば、早稲田を受けるなら英語は長文がメインになるので、そこに集中して、文法問題が多い中央などは第二志望にしない方がいいです。
このように、第一志望の対策に絞って、そこに合う受験校を選択していくべきだと思います。また、勉強範囲を基礎に絞ることも重要だと思います。
選択と集中の例
- 個別試験に特化させて、共テのリスニングは対策しない
- 英語は長文特化(明治、法政)か、文法多めか(中央等)のどっちかにする
- 時間がないなら記述の配点が高いところは受けない
- 慶應を受けるなら古文漢文の要らない法政や青学の一部などを受ける
- 漢字の問題を少ない所を受け、漢字を捨てる
- 英検を取り、英語免除の大学に絞って英語は勉強をやめる
- 地歴の一問一答は基礎用語(東進なら星2)だけに絞る
- 日本史の漢字の記述が出ない所に絞って漢字を捨てる
- 5教科ではなく3教科に絞る
これらは一例ですが、逆転合格をしたいのであればこのように選択と集中をしていくことが重要です。教科や科目、勉強内容などは絞れば絞るほど一つ一つの勉強に使える時間が増えます。
例えば、4000時間勉強するとして、5教科もあれば1教科平均800時間しか勉強できません。一方、3教科であれば平均1333時間も勉強ができます。500時間も差がつくので大きく変わりますよね。
また、英語のリスニングや記述問題などを削ると、もっと英語長文に使える時間が増えますよね。その分伸びやすくなります。
私は受験期の頃に調べてこれを知ったので実際に使っていました。なので1年で偏差値が35も伸びたのです。早稲田に特化したので受かりました。
対策は早稲田しかしませんでしたが、明治の商はその下位互換だったのでノー勉で受かりました。センターも対策なしで法政を取れました。対策を絞ったので、絞った箇所が爆伸びしたのです。
友達が2ヶ月で日東駒専
ある日私の友達が高3の12月の中旬にLINEをしてきました。「推薦に落ちたから一般の勉強を教えてほしい」と来たのです。
その友達は偏差値40の高校に通っていて、推薦の対策以外は全く何もしていませんでした。その対策で唯一英検2級は持っていました。これが活路になるのです。
LINEが来た次の日、スタバに呼んで一緒に作戦を考えることにしました。この頃には独学を始めて10ヶ月も経っていたのでかなり知識が増え、判断力は上がっていたのです。
その時には既に選択と集中の概念は知っていたので、彼に応用しました。まず、英検2級は持っていたので、英語が免除になる大学のみ受験してもらうことにしたのです。
そして社会はどれも勉強していなくて同じだったので、私が勉強していて勉強法を知っていた日本史にしました。まず日本史は参考書を絞ったのです。web玉日本史というYouTubeのアニメみたいなものと、東進の一問一答と金谷のなぜと流れしかやらせませんでした。
さらに、一問一答も基本的には星3(一番起訴的な用語)だけを覚えてくれと言いました。時間がないので、余裕があれば星2までやろうということにしたのです。
そして国語は現代文に関してはあまりやらせませんでした。国語力はそんなに短期間で上がるものじゃないので、過去問だけ解いて傾向慣れだけしてもらったのです。そして古文は単語と文法だけ丁寧にやってもらいました。
一緒に専修大学の過去問を東進過去問データベースで見たところ、単語と文法だけできてれば解ける問題がほとんどだったので、そうしました。一緒に見ながらどうやって解くかも解説しました。
漢字や文学史などの時間がかかる割に数点しか取れないものは全部捨てました。それより日本史の重要用語の方が期待値が高いので。
こうやって、英語は勉強をせず、現代文は過去問対策を数年分だけ行い、古文は単語と文法で取れる問題だけとり、日本史は基礎用語だけに絞ったのです。
これをスタバで私が3時間ほどで考え、あとは細かい勉強法を教えました。過去問を見ながらどういう勉強で点を取るのかを教えたのです。
それでその日は解散しました。その後も教えたいことは山ほどありましたが、私も自分の勉強で精一杯なのでそれで終わってしまい、気づけば彼の受験が先に終わりました。
彼のことは気になってはいましたが、気にしないように自分に集中してると、またLINEが来ます。「ライムのおかげで専修に受かったよ」と。
私は正直びっくりしました。偏差値40の高校で、予備知識はほぼゼロで、頭がいいとは全然言えなかった友達が2ヶ月弱で逆転したので。
後から聞いたところ、彼は勉強習慣が全くなかったので1日5,6時間ほどしか勉強できなかったようです。小学校、中学校の友達ですが、彼が勉強をしているところを見たことがないのでそれも納得です。
それでも最初に科目や勉強内容を絞ったおかげで合格まで持って行けたのです。実際に私の作戦は大当たりし、現代文は全く過去問でできなかったらしいですが、たまたま本番ではうまく行ったらしいです。
日本史は戦後までは進めなかったらしいのですが、ほとんどが基礎用語だったのでそれまでは合格ライン程度は取れたみたいです。古文は現代文にを捨てて時間を作ったので、大の苦手でしたが、普通に取れるまでくらいは上がったらしいです。
そうやって、彼に合わせた戦略を考え、彼はそれに忠実に従ってくれたみたいで、受かりました。全部素直に私の言う通りにやったと言っていました笑
これは私が高3の受験生の頃なので、その時には既に人の戦略も考える自信があったと言うことです。本当の逆転合格をする人はそれほど思考ができると思います。私はそこまで成長させました。
そしてこういった経験から塾を開いたのです。こういったアドバイスは受験期の頃から得意だったのですが、今ではそこから数十段階ほどレベルが上がっています。自分が一人で受かったのに加え、友達も受からせ、教え子も山ほど逆転させてきたので、そう言った人にアドバイスをもらい、それを信じるということもかなり効果的だと思いますよ。






