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逆転合格エピソード

【合格体験記】偏差値36から独学1年で早稲田に逆転合格した話

川田来夢

偏差値36から早稲田へ

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こんにちは、1年独学で早稲田に逆転合格したライムです。

「逆転合格なんて本当にあるの?」と思っていませんか?

私はほとんど底辺の全国偏差値36から一年で早稲田に受かりました。

ライム
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この記事は以下のような人におすすめ!

  • 逆転合格できる実感を持ちたい
  • 逆転合格する人の特徴を知りたい
  • 受験のモチベを上げたい
  • 受かる人の考え方を知りたい

この記事を読めば、あなたも逆転合格ができると思えるかも知れません。

私は「絶対に無理」と言われるレベルから受かりました。

そのやり方を伝授した教え子もゼロから慶應に受かったり、高3の7月からMARCHに受かりました。

彼らも周りには無理だと否定され、苦しみましたが、最後は逆転しました。

逆転合格は正しいコツを掴めば十分可能です。

常識は当てにならない

突然ですが、あなたは大学受験において、こういった常識を持っていませんか?

  • 進学校しか早稲田に受からない
  • 高2の冬の時点で偏差値60は必要
  • 昔からのエリートがいくのが早慶
  • 塾に入らないと受からない
  • E判定は受からない
  • 両親が高卒じゃ難関大は無理

私はこれに一つも当てはまりませんでした。

私は、偏差値54の高校に通っていた平凡な学生でした。

毎日19時までバスケをして、22時までに寝るので全く勉強をしません。なので高2の2月で偏差値は36でした。

また、両親は高卒ですし、経済的な事情で塾に行くことはできず、模試は高3の11月の最後の模試でもE判定しか取れませんでした。

一つも当てはまりませんでしたが、こんな状況からでも、早稲田に行けます。

ライム
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常識は絶対ではありません。受かる可能性は誰にでもあります。

逆転合格できた理由

ただ、凡人が早稲田に行けたのには理由があります。

後程詳しく書いていきますが、全国一位の友達の影響や、勉強法、大事にしていた考え方、モチベの上げ方、長時間集中する方法などコツは無限にあります。

ライム
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こういったコツを教えていくので、あなたの受験期に活かしてください!

高2の2月までの私

小中時代の成績

小学生の時の成績は3段階中、全て真ん中の評価でした。ただ、親が厳しかったので、ちゃんと学校に行き宿題は出し、授業を聞いていました。

宿題は答えを写しているだけなので、バカでした。

ライム
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いかにバレずに楽して進めるかという悪知恵を働かせるのは得意でしたね(笑)

中学は受験をせずに地元の公立校にそのまま入ります。この頃は塾に行く余裕があったので成績は33/45ほどでした。

ある程度成績が悪くないのは、先生に媚びを売るのが得意だったのもあります。グレずに授業はちゃんと受けていたのである程度の成績はもらえました。

ですが知能レベルはかなり低く、国語の記述問題などは全くできません。筆者の意見を書くところでは、適当に自分の意見を書いていたので正解したことがありませんでした。

この頃から、数学が得意で国語は大の苦手です。漢字テストは0点をしょっちゅう取っていました。そんな私が文系に行くので、受験期はかなり苦労します。

ちなみに、写真は中学の応援団長の時のものです。全く勉強をするキャラではなく、目立ちたがりやで遊んでばかりいる元気な少年でした(笑)

小中で勉強をしなかった理由

それは、いつもつるんでいた友達が全く勉強をしなかったからです。友達の内申はオール2の18/45がほとんどでした。

テスト期間は、「○○の家で勉強会ね」と言って集まり、夜までゲームをします。そして、部活が休みの日は必ず誰かと遊んでいました。

遊びにはかなり本気で、上記の写真は、自転車を片道50キロ漕いで海まで行った時のものです。そんな、バカみたいなことばかりしていました。

結果的にほとんどの友達進学したのは偏差値40ほどの高校です。

友達と知能レベルはほとんど同じで、私はただ真面目にやらされていただけです。

高校はスポーツ強豪校で週6バスケ

中学でバスケ部に入っていたので、高校もその流れでバスケに入りました。

部活は週6で19時までやります。夜は疲れすぎて階段をまともに登れませんので、帰って寝るだけです。勉強は一切しません。

「受験とか将来とかどうでもいいや」と本気で思っていましたね。周りが何もしていないので。やはり環境はかなり影響してきます。

部活の休みは全くなく、冬休みは元旦のみでした。12/31も1/2もバスケをしています。

ライム
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勉強はテスト前に軽くしかしなかったので、偏差値54の高校で真ん中くらいの順位を取っていました。

高2の2月に一般受験を目指した

ある友達がきっかけ

一緒に指定校を目指していた友達がいたのですが、高2の2月にいきなり、「一般で青学に行く」と言い出しました。

私は「青学って何?」「マーチってなに?」という状態だったのですが、流されやすいタイプなので、一晩考えてみました。

帰ってYahoo知恵袋で調べると、一年でマーチに受かった人が数人いたので、「俺もいけるかも」って思いました。

「今まで達成した人が一人もいないなら無理だけど、やった人がいるならいけない事はない」と思いました。

勉強はできませんが、なぜか根拠なき自信を持っていました。運動ばかりしていて前向きな性格だったからかもしれません。

最初から自分の可能性を否定せずに、とりあえずやってみたいと思えました。

ライム
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諦めなければ受かる未来もあるのに、最初から諦めちゃうのはもったいないと思います。

親には猛反対される

そして、「俺もマーチに行ってやる」とその日に親に言いましたが、猛反対をされました。

「あんたはバカなんだから指定校で行きなさい」と怒られました。勉強で結果を出したことがないので、親の言うことも分かります。

今まで自分の人生を親に決められてきました。入る部活や入る高校は親が決めたようなものです。

それはもうやめたかったんですよ。なのでいくら言われても折れません。

その日の親は怒り心頭でしたが、結局ごり押して、「独学で行くならいい」という約束を取り交わしました。

初めは明治志望

最初の志望校は明治でした。私は受験に興味がなく、マーチの中で明治しか知らなかったからです。

「受かったらかっこいいな」という浅はかな理由で決めました。最初はそんなもんです。

学部はそこまで重視していません。どの職業に適性があるかなんてわかりませんよね。もちろん、分かるなら厳選すべきです。

自分のいける中で一番上のランクの大学に行くと後悔は少ないかも知れません。文系は、どの学部に行っても大体何にでもなれます。

ライム
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1年あれば早慶を目指すのがオススメです!行けますよ。

バスケ部を退部

高2の2月に明治に行くと友達に言ったら、「このままじゃ絶対に受からないから部活はやめろ」と言われました。

私はあと1年で偏差値が36しかありませんでした。地頭も悪いので、「今からやらなければ不可能」だと教えてくれました。

こういった存在が私の受験期の強みです。実際に伸びた人が正しいアドバイスをくれたので、伸びやすかったのだと思います。

そして、1週間以内に辞めてきました。もちろん、チームメイトや顧問、親などとちゃんと話あって、「辞めないでくれ」と説得されましたが、無理やり辞めてきました。

部活は正直なんとなく続けてきました。それよりも、本気で追いたい自分の夢を見つけたのでやめました。

友達に、「何かを得るためには何かを捨てないといけない」ということを教えてもらいました。

一応、辞めるときに「明治に必ず受かってくる」と宣言をしておきました。顧問が、「まず言葉にしろ」とよく言っていたので、素直に言葉にして、自分にプレッシャーをかけました。

これも今思えばかなり良かったと思います。「マジで頑張れよ」とか、「お前じゃ無理だろ」など言われましたが、それを全部モチベに変えて頑張りました。

「批判は怖い」って思うかもしれませんが、私は冷静に分析します。

「受験したことない人が無理だと分かるのだろうか。いや、わからないだろう。」

先生が無理だと言ってたとしても、「この先生の持ってる知識と経験では無理なだけで、受かる人もいるよな」と考えます。

ライム
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何事も根拠を探してみましょう。「それは正しい根拠じゃないな」って思ったら、無意味な批判なので無視してOKです。

クラスにいた天才の友達

高2の1月でセンター英語満点

偏差値54の高校でしたが、ガチの天才がクラスに二人いました。私立なので、中学の成績優秀者は授業料が無料になる制度があります。おそらくそれで来たのでしょう。

ゆくゆくは模試でとんでもない結果を出すことになる二人のうち、慶應志望の方をK、早稲田志望の方をWと呼ぶことにします。

二人は、高2の4月から本気で受験勉強をして高め合っていました。高2の1月時点でのセンター英語の得点は、Kは満点、Wは190点を取っていました。本物の化け物です(笑)受験の一年前に早慶合格レベルにいました。

「なんでうちの高校に来たの?」と聞くと、

Wは「偏差値の低い高校で自分が一位になればやる気が上がるから」と言っていました。

一方Kは「川沿いを自転車で走って登校するのが青春だから」とよく分からないことを言っていました(笑)

ライム
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これが私の受験期で最大の幸運です。彼らがいなければ確実に受かっていませんでした。

天才に追いつきたくなった

部活を辞めてきたとWに言ったら、「じゃあ勉強を教えてあげる」と言って私の地元まで来てくれ、何時間にもわたって勉強法を教えてくれました。さらに、使っていた参考書をくれました。

「天才のくせに優しいとか完璧じゃん」と思い、いつしか憧れていました。

さらに、「勉強できるやつってかっこいいな」と生まれて初めて思いました。目立ちたがり屋でかっこいいことには目がない私だったので、徐々に本気で勉強をしたくなってきます。

彼らは「なんでも質問してくれ」と言ってくれたので、実際にKとWには毎日めんどくさいくらいLINEで質問をしまくりました。

それでも彼らは丁寧に教えてくれます。

そしていつしか、「勉強ができるのに自慢もせずに親身に教えてくれた二人のために合格したい」と思うようになりました。同時に、同じようなレベルに立ちたいと思うようになりました。

一方、「あの二人は特別だよ」と周りの友達は追うのを諦めていましたが、私はひたすらに追いかけようと思いました。やらないと後悔するので。

ライム
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やらない後悔よりやって失敗する後悔の方がいい。

また、部活を辞めたからには志望校を上げようと思い、上智志望に変えました。

しかし、学校の志望校を記入する際に上智の「智」という感じが分からず、「上智の智ってどう書くんだっけ?」って聞いたら呆れられた思い出もあります(笑)

勉強時間の確保ができない

しかし、実際に受験勉強を開始し、志望校を上智にするも一向にやる気は出ません。2月の平均勉強時間は4〜5時間だったと思います。

それは今まで遊んでばかりのバカな小僧だったのが原因です(笑)最初は勉強が辛くて仕方ありませんでした。

元々勉強は大嫌いなので、テスト期間以外に家でしたことがありません。家にはほぼいませんでしたが、家ではワンピースを見たり、ゲームをしていました(笑)

そして高2の2月に、センターを解いて計算したら偏差値が36でした。Kに「センターを解け」と言われたので、嫌だったのですが無理やり解きました。結果は英語が41で、国語が34、日本史も34でした。

とうとう3月から本気で勉強開始!

いきなり毎日10時間勉強を開始

春休みに入る前に、Wに「何時間やってる?」と聞くと、「10時間はやってるかな」と言っていたので、それ以上やらないと追いつけません。

ダラダラやっていた自分が嫌になってきていたので、本気でやり始める決意をしました。

Twiiterで合格宣言をしてSNSを辞め、ゲームのアカウントは友達にあげました。

また、毎日遊んでる地元のLINEのグループがあったので、そこには「早稲田にいくから一年間抜けるね」と言ってグループを退会しました。

ライム
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誰かが遊んでいると辛くなるのでLINE以外のSNSを消しました。

あるきっかけで、早稲田が気になり始める

この時期はまだ勉強を習慣化ができていません。低いモチベを上げるために、友達と上智に行ったのです。

しかし、私が見たときは校舎が少し古くて、逆にやる気が下がります。

Kにそれを言うと、早稲田を見て来いと言うので黙って従います。自分で判断せず、天才の言う通りにするのがベストです。

そして、その足で早稲田に行き感動しました。

夜に行ったのですが、たまたま運よくイベントをやっていて、学生がわんさかいたのです。和気藹々とした学生が、都会の中心に聳え立つようなビルに囲まれ、何かをしていました。

その景色に圧倒され、感覚的に「ここだ」と決めました。志望校は早稲田になります。

早稲田に行きたいと相談

志望校を早稲田に変えた日の夜、友達にLINEで連絡します。

私はそれまで、早慶は無理だと思っていました。受験の一年前にセンター英語で満点をとっちゃう連中が行くところで、勘で当てまくって、200点中84点だった私が行けるところでは無いと。

そこで相談します。「校舎を見に行ったら早稲田に行きたくなった」と言うと、「いいんじゃない?」と言ってくれます。

「でも無理だよな」と私が言うと、「いや、俺らが本気でサポートするから行けるよ」と言ってくれました。

経済的な問題で塾に行けない私のことを理解してくれ、彼らが教えてくれると言ってくれました。

確かに天才の彼らの言う通りにやればそこら辺の塾より数倍効率良く進めるので、行けると思いました。

また、彼らの優しさに、一人で泣きました(笑)絶対二人のために受かろうと決意します。

彼らのサポート
  • 私のために年間計画を立ててくれる
  • 体育のランニング中に日本史の勉強法を伝授
  • 参考書1冊をコピーして綺麗にファイリングして、「これやりな」
  • お古の参考書をたくさんくれる
  • 質問したらすぐになんでも答えてくれる
  • 「ライムなら行けるよ」といつも言ってくれる

ある日、図書館で

ある日図書館で調べていると、「語源」の存在を知って衝撃を受けました。語源を一つ覚えれば数十個も単語が分かることに気づき、「勉強効率がめちゃくちゃいんじゃね?」と思いました。

実際その通りで、単語の勉強が数倍早くなります。その足で関先生の世界一わかりやすい英単語を買いに行って、やり始めます。

そして、「単語の効率が数倍上がるなら、全ての勉強を効率化できるな」と思い始めました。

私は極度のめんどくさがりで、ゲームでも近道があれば絶対にしていました。先に攻略本を買って最短でクリアすることが好きでしたね。

なので勉強でも近道の存在に気づいたらすぐに調べます。

そこで、勉強法に目覚めました。そこから1週間、勉強をストップして勉強法を調べ尽くします。毎日10時間も調べました。

確かに、感情的には勉強を続けた方がいいと思いますよね。でも、効率がいい勉強法は絶対に先に始めた方がいいです。

徐々に効率を上げ、効率3倍の勉強法を1000時間やるより、先に効率を上げ効率3倍の勉強法を4000時間やる方がいいですよね。

ゲームは先に攻略本を買って最短ルートを知った方が早くゴールに到達します。

野球は独学で適当に素振りするより、大谷翔平選手に練習を教わった方が上達しますよね。

なので先に調べられるだけ調べました。そして、また修正点が出てきたら勉強を放棄して調べ尽くします。

後述しますが、このおかげで英語と日本史の偏差値が私は短期間で爆上がります。

そして、勉強法を調べている過程である動画に出会いました。私の受験期の大きなターニングポイントとなった動画はこれです。

3ヶ月で慶應に受かったと聞いて、衝撃を受けました。

私はまず信じることから入ります。「この人が3ヶ月で受かったなら、1年あれば余裕じゃん」と思いました。

そしてよく考えた結果、「この人と全く同じ行動を取れば自分も伸びるはずだ」と思ったのでこの人の勉強法を徹底的に調べていきます。

他の友達の反応

私はバカで目立ちたがり屋だったので、志望校を早稲田に変えたらすぐに友達に言っていました。

結局、100人ほどに言ったら案の定、「無理だよ」とも沢山言われましたね。でも無視します。受かるかどうかなんて誰にもわかりません。

もし本気でやって落ちたとして、それを笑われたら縁を切ればいいと思いました。その人は大した人間性を持っていないので。

受験期はそう思って、自分にプレッシャーを与えるためにみんなに言いまくることにしていました。

ライム
ライム

応援してくれる人も沢山いて、励みになりました。

初めての模試

4/24運命の東進センター模試

これがちゃんと受ける初めての模試です。今まではベネッセの模試を適当に志望校を東大にして受けていただけです。

初めての模試なので、この日に向けてやるべき参考書と勉強法を明確にし、それをこなしていきました。

勉強法を調べ、まずは単語文法を最短で終わらせる方法で固めました。その後、長文が苦手だったので解釈を音読します。

それも長文を速読するための思考回路を作るために、やり方を自分で考えました。

私は勉強を適当に進めず、足りない力を明確にし、それを補うように勉強します。これが普通の受験生と違う点です。

そうやって2ヶ月間英語だけを勉強したらセンターのリーディングで160点を取りました。

当時のリーディングは200点満点で、2ヶ月前は84点だったのでほとんど倍になり、かなり嬉しかったのを覚えています。

ライム
ライム

先に勉強法を調べて、普通とは違う勉強法を極めた所、短期間で伸びました。

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これは当時の模試です。日本史は勘で20点も当たっていたので上振れていました。国語は実力通りです(笑)かなり苦手でこの後、大変なことが何度も起こります。

これを友達に報告すると、Kは「偏差値60はかっこいいな」とやる気の出る言葉をくれました。

また、クラスに上智志望の友達がいました。彼は高2の4月から一年間勉強をしてきたのに、2ヶ月で私に抜かれたのでかなりショックを受けていました。

勉強量ではなく、大事なのは勉強法ということです。もちろん、効率的な勉強法を長時間やる人が一番伸びます。

それでも彼は私の勉強法を真似しなかったので彼は苦労していました。

ライム
ライム

勉強法を間違えると、いくらやっても伸びません。

ちなみに共通英語で8割を取る勉強法は前にYouTubeにも上げたので是非ご覧ください。

今だけ、LINE追加で限定の勉強法動画をプレゼント!

GWに鬱になる

勉強のやりすぎが原因

4/24の東進模試までは英語に全振りしていました。英語だけでも結果を出して、伸びる自信をつけたかったからです。

その後日本史と国語の勉強も始めました。ですがこの時に気合いで国語の勉強時間を増やしまくってしまい、挫折をします。

活字の読み過ぎで脳がパンクし、何も読めなくなりました。それまでに基礎100という英語の参考書で、1日1000回ほど短文を音読していたのもあって、ストレスはピークに当たすしています。

結果が出たのでもっと勉強したくなり、極度のストレス状態でも15時間勉強をした所、活字恐怖症のようになり、勉強から1週間逃げてしまいました。

ライム
ライム

勉強はしないといけないのに、参考書を開けないパニック状態のようになりました。

友達が時間を作って遊んでくれた

落ち込んだのはGWで、その最終日の前日に友達にLINEをしました。

「実は勉強しすぎて嫌になって1週間できてない」と言った所、「明日16時に逗子駅に来い」と言ってくれます。

そして次の日、彼らは模試の後に1時間かけて逗子に行き、3人で一緒に江ノ島まで10kmほど海沿いを4時間くらい散歩してくれました。そこで大自然の中、話を聞いてくれ、運動をすると、とてもスッキリしたので次の日からまた12時間勉強を開始できます。

ここでさらに、受かりたい理由が強くなりました。「絶対こいつらのために受かってやる」と。

自分たちの勉強もあるのに、彼らはわざわざ時間を割いて面倒を見てくれます。もう、感謝しかありません。

彼らは完璧で手伝えることなんてないので、恩返しは合格するしかありません。

さらに、「こんなやつらと同じ大学に行けたら最高に楽しいだろうな」とも思い、いつしか早稲田に行くことが夢に変わります。

多くの応援してくれている友達にも報いたい。バカで真っ直ぐな私をそのまま信じてくれ、「お前なら絶対いけるよ」と言ってくれた友達にも感謝したいと思ってました。

ライム
ライム

一番上に立ってみたいというのもありました。本気で努力して到達する頂上の景色を見てみたいとも思いました。

停滞期のまま夏に突入

挫折ばかりの受験期

TikTokの動画で見せる逆転合格はピカピカで輝いて見えるかもしれませんが、8割は辛い時期です。

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伸びない現実と向き合いつつ、反省点を見つけ、修正する毎日です。

特に私は、国語が昔から苦手で本当に苦労しました。漢字は0点をとるし、語彙力は皆無で、本は読んだことがありませんでした。

繁栄が「栄える」という意味だと分からず、「広がること」だと思ったり、強盗殺人という言葉は意味が分かりません。

こういった例が山ほどあったので、現代文単語を3冊ほどやりましたが、それでもダメです。

とうとう夏休みに現代文で心が折れ、一人で悩む方が無駄だと学習していたので、地元の友達にLINEをし次の日に海に行きます。

英語をサボった

夏休みに日本史と国語を覚醒させようという作戦だったので英語の読み込みをサボった所、とんでもない結果を夏休みに出すことになります。

この模試は学校で受けてなぜか集中できなかったというのもありますが、ひどい結果はこれです。

英語が元の80点台まで戻ってしまいます。かなり落ち込みましたね。流石に友達にもいうことが出来ず、1人で落ち込んでいました。

ただ、不幸中の幸いで、日本史は受験を開始時の偏差値34から大幅に上がりました。五月から本格的にスタートし、8月に偏差値が63なので上々でしょう。

先に勉強法を調べ、天才の友達の勉強法を徹底的に真似したのですぐに伸びました。

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ライム
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勉強法の記事を出していますが、それらは私の勉強法の2割ほどに過ぎません。あり過ぎて書ききれないので。

進歩の秋

結果が出始めてきた

ここまでの遊びはGWに1回と、夏休みに1回です。あとは毎日12時間以上を勉強に費やしてきました。学校の日は6時30分に学校に着き、全授業堂々と内職して勉強時間を確保します。

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写真は、今は無くなってしまったある単語アプリのスクショです。このアプリを極めすぎて、今でも14万人中のうち、54位にランクインしています。受験期は23位でした。

隙間時間はこういったアプリをしたり、登校中は歩きながら一問一答をしていました。

そして、体育の日はできるだけ休み、文化祭は参加が自由だったので帰りました。

ここまで徹底できたのは、強い理由があったからです。行きたい理由が誰よりも強かった自信があります。早稲田に行きたくてしょうがなく、テレビに「早稲田合格」と書いた紙を貼って見れないように封印しました。

携帯のホーム画面も早稲田にしていました。

SNSはYouTubeとLINEが入っていますね。YouTubeはたまに勉強法を調べるために入れている時期がありましたが、ほとんど消しています。

LINEは天才の友達と連絡を取るために続けたかったので、活発なLINEグループは抜けました。

その上で3月から毎日のように勉強法を調べたおかげで、毎日12時間効率よく勉強するノウハウが溜まり、それを実践してきました。

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ここまでやり切った結果、10,11月にの模試の結果はこうなりました。

高3の秋には英語と日本史は偏差値70手前まで上がってきました。

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これは勉強する前の自分では全く想像できないレベルでした。私も、私の友達も、親も先生もここまで伸びると思ってなかったことでしょう。

同じ勉強法を続けていたら変わりませんでした。ただ私は勇気を出して効果的な勉強法に切り替えたので伸びました。

過去問演習を開始

9月からはとうとう、過去問演習を開始します。マーチレベルは解かずにいきなり早稲田に入ります。

早稲田レベルの構文や語彙、テーマ、問題に慣れる数が多ければ多いほど早稲田のものが解けるようになると考え、マーチは一切解きませんでした。

部活で全国大会で勝ちたかったら、全国レベルを経験してから練習を重ねるべきですよね。

ちなみにその時は2〜3割ほどしか取れませんでしたね。

しかし早慶プレで…

代ゼミの模試に、早慶プレというものがあります。それは早慶志望の人が自分のレベルを比較するために受けるものです。

早稲田志望の私は、当然気合を入れていきました。

しかし、現代文は60点中3点しか取れませんでした。その時の結果がこれです。

高3の11月に国語の偏差値が32ですよ。国語の順位は下から約70番目ですね。ここで早慶レベルに全く届いていないことを痛感します。国語は勉強法を間違えていました。

得意の英語でも偏差値50程度で、合格には程遠いです。

流石にこの日は落ち込みましたが、沢山挫折をし、メンタルを整える方法がわかっていたので、次の日からはいつも通り勉強できました。

ライム
ライム

確かにメンタルは性格も関係してきますが、落ち込んだ後の対象法もかなり重要です。

一方友達は

彼らは東進模試や駿台模試の難度の高い模試をよく受けていました。これらは記述の模試だったので、満点はいません。

その中で、二人は一位を取っていました。とんでもないですよ。

Kは慶應経済志望の中で全国一位で、Wは早稲田政治経済志望の中で全国一位でした。早慶プレも一桁の順位だったので、かなり衝撃でした。

そしてKは高2の1月から全てのセンター模試の英語リーディングで満点を取っています。

私は、そんなトップレベルの彼らに追いつきたくて毎日勉強をします。追いつかなくても、追いつきたいので最大限努力します。

ライム
ライム

不可能だからといって最初から諦めません。不可能だと思っても、やりたいからやってました。

一つ、途中で思いついたことがあって彼らはセンターでは満点しか取れません。それより上はないので。

なので、「俺もセンターで満点を取れば並べるじゃん」と密かに企み、それがモチベになりましたね。

早稲田しか見てないので、センター対策は一切しませんが、満点を目指して日々早稲田の過去問を解いていきました。

天才の友達を手本にしていたので、勝手に基準が上がっていたのも勝因の一つです。

勝負の冬

友達に並びたい

2017年の入試はまだセンター試験です。一応それで滑り止めとして狙うのは法政です。

でも、天才の友達と並べる最後のチャンスだったので本番では気持ちは入ってました。

早稲田以外は本当にどうでも良かったので、緊張はしません。模試の通りやれば法政に受かると思い、自信はありました。

模試では本番と全く同じルーティーンを作り、それを守っていたので、本番の不安も減りましたね。

センター試験の結果

1月15日のセンター本番は國學院大学で受けました。いつも通り解くとセンター本番の英語は80分中40分で終わるも、国語力不足で2問誤読し189点でした。日本史は91点、国語は140点でした。

早稲田に受かる人達は3教科で平均9割ほど取ります。私は国語をいくら勉強しても全く早稲田レベルに到達しません。勉強法をミスったのもありますが。

85%を取っていたので、法政の合格を確信します。実はこれはメンタルにかなりの好影響を与えます。「本当に実力がついたんだな」と思うことができるので、下の大学の対策をちゃんとしておきましょう。

一方、未だ1月下旬でも過去問は5割ほどなので油断など一切無く、毎日本気でやっていました。

センター後にいきなり

センターが終わり、その日はいつも通りスタバで過去問を解いていました。早稲田の教育を解いていたところ、なぜかいつもより解けた感覚が残ります。

ワクワクした気分で丸つけをすると、早稲田の英語で8割を取りました。

高2の2月から勉強を始め、春で結果を出し、夏は伸び悩み、秋と冬は苦労してずっと過去問を解いてきました。

その結果、ようやく1月の下旬に結果が出始めました。遅いですよね(笑)かなりギリギリです。

過去問を解き始めてから4ヶ月ちょっとで、解いた年数にすると、60年分ほどとなります。

合格点をとったその日はかなりの達成感を覚えながら帰宅したことを今でも覚えています。「これで受かるぞ」と思いながら最高な気分で家に帰りました。

そして、次の日はまた一年前の教育を解き、8割。その次の日の商学部も8割でした。センターの後、1月の17日ほどにいきなりブレイクスルーをしました。

ちなみに、一年間の勉強のスケジュールはこうなっております。

また、この動画で解説をしているので、真似していくのがオススメです。

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とうとう受験本番

受験校はこれ

確か、センターよりも前に受験校を決める機会がありました。12月だったと思います。

その時は過去問で4,5割しか取れていませんが、受験前までに合格点を取る勉強法と計画があったので受かる自信はありました。

なので、受ける大学はセンターで法政の経済学部と、一般で明治の商学部、早稲田の6学部にします。

担任の先生には「もっと受けてもいいんだぞ」と心配されましたが、自信があったので強気でいきました。

そして、本番が来る

2/12、とうとう早稲田の本番が始まります。この日は文化構想学部の入試です。

この日は一つやらかしたことがあります。それは「絶対受かってやる」と思い、力んでしまったことです。その結果、当日になってかなり緊張しました。

「初め!」と試験監督に言われ、ページを捲るも、長文の内容が全く頭に入ってきません。

頭の中が真っ白で集中するまでに時5分ほどかかりました。ここでタイムロスをし、さらに傾向が変わっていて落ち着きを失いました。

解答方法を間違えてしまい、その時点で不合格を確信しました。

まず、絶対に受かるという気持ちは間違っていたと思います。取れる問題を全部取り、最善を尽くすことを徹底しておくべきでした。

また、こういったこともあるので、傾向は変わるものとして対策をしておくことや、たくさん受けて試験慣れをすることが大事です。

次は入試2連チャン

その後4日間、落ち込む暇なく毎日過去問を解き続けると、すぐに2/16の明治の商学部の受験日となります。明治は謎のプライドで過去問を一度も見ずに挑みました。

「早稲田を毎日やってきたんだから明治は余裕だろ」と思って入試に挑みます。攻め過ぎてます(笑)教え子にはちゃんと対策をしてもらっています。

そして、明治は答えがストレートに選択肢にあったので不安になりました。早稲田ならひっかけばかりでその対策をしていたので不安になりました。

普段は丸つけをしませんが、怖すぎてその日は帰りの電車で解答速報を探します。すると、8割は軽く超えてたのでここでようやく一安心したのを覚えています。

センターで法政に受かったことを知っていましたが、実は入学金を払わなかったので取り消しになっていました。法政の入学金の納入日が確か2/15ほどです。

明治や早稲田を受ける前に20万円を払わないといけなくて、親は「払おうよ」と言ってくれましたが、そんなお金はもったいないので「早稲田に受かるから払わなくていい」と言いました。

滑り止めが明治に変わり、受かったとほとんど確信できたのであとは早稲田に挑戦するだけです。

ライム
ライム

滑り止めの大学に受かっていると、メンタルが安定するので本番の得点が上がると思います。

明治の次の日の2/17は早稲田の文学部の入試です。

文と文化構想はほとんど問題の傾向が同じですが、文の方が国語が難しいので受かる気はしません。文化構想の英語は合格点をとっていましたが、文は少し難しく、取っていなかったと思います。

ここでもまた力んで、緊張していました。入試は1,2割得点が落ちると考えておくのが無難だと思います。

結果は、不合格です。この日は受かった気はしませんでしたね。

友達からの応援LINE

慶應は少し早めの日程だったので、Kは一足先に受験が終わっていました。早稲田は私大の中で最後の日程です。

そこでKからLINEが来ました。確か内容は、

「お疲れ〜俺は慶應受かったよ。あとはライムの番だな。ライムは1年前までペーペーだったのによくここまで追いついてきたよ。最後、力を振り絞って早稲田に受かってこい!」

といったような内容で結構長文を送ってくれたのです。かなり力が出ましたね。気持ちがかなり燃えて、やり切ろうと思えました。

怒涛の4連チャン

そして、2/19からは4日連続で早稲田の入試です。「過去問は毎日解いてたし連続でも大して変わらないだろう」と思い、普通に連チャンで受けました。

4連チャンの前日も、普通に過去問を解いていました。

まずは早稲田の教育学部。教育は初めて過去問で合格点をとった学部なので少し余裕を持っています。

この余裕があるのとないのとでは大きく変わります。得点が1割ほど変わってくるでしょう。比較的落ち着いて解くことができました。

2/20は政治経済学部。ここは私の第一志望で、ここを目指してずっと勉強してきたので一番緊張をしました。やはり、絶対受かってやるという強い気持ちがよくなかったのです。

さらに、この日は文化構想学部の合格発表もあり、緊張感が高まります。

その状態で本番に行くと、運の悪いことに、30秒ごとに隣の学生が変な音を出すので全く集中できませんでした。

言い訳ですが、かなりイライラして解けませんでした。

本番の集中対策のために毎日スタバで過去問を解き、周りを気にしない力をつけたつもりでしたが、ダメでした。

集中力も実力も足りずに、ここは不合格です。解いてすぐに不合格だとわかりました。

帰りに文化構想の合格発表を聞くと、「残念ながら不合格です。繰り返します。残念ながら不合格です」と言われ、怒りが湧いたあと、かなり落ち込んだ帰り道を今でも覚えています(笑)

知らない道でしたが、どこで聞いたかもいまだに覚えています(笑)

そして2/21、次の日の商学部は前日を引きずります。昨日のメンタルを立て直すことができず、落ち込んだまま商学部に行き、ケアレスミスもしたことで多分落ちたなと思いました。

ライム
ライム

本番はメンタルが一番大事です。これで得点が数割変わりました。

そして最終日の2/22、流石の連戦で早稲田の入試には慣れました。4日連続で来ていたら流石に慣れてきます。

そして商学部もミスったことをひきづりながら、試験会場に行く、たまたまWと会いました。

彼は「文講受かってたよ。政経もうまく行った」といってました。2人は自慢のためにこういったことを言うのではなく、私も応援していたので単なる報告として伝えてくれました。

シンプルにお祝いしたあと、「ライムは?」と聞かれましたが、受かった自信があるところはまだ無いことを伝えると、

「じゃあ最後、社学かましてこい」といってくれ、そこで火がつきました。

不安だった気持ちが、またいつもの強気で「やってやろう」という気持ちに変わり、普段通りの集中ができました。

この日が一番調子よく解けました。いつもの練習通りの緊張感ですがやってやろうという気持ちが強かったので、軽度のゾーンのような状態になります。

最後の最後でやっと本来の実力が出し切れたことに、ほっとしたことを覚えています。

その日が終わった後、Wに連絡し、Kも呼び、そのまま遊びに行きました。ここで一年間の受験を振り返って懐かしさや終わった嬉しさ、そして充実した毎日が終わってしまった空虚感を味わいました。

以下は、この話を詳しく深ぼった動画となります。

受験が終わって

結果発表

私は入試の後は丸つけをしないようにしています。落ちたことを実感してしまったら落ち込んで次の入試に響くからです。

ですが、最後の社学は解けた実感があったので丸つけをしてみました。すると、平均的な合格点を超えていたので少し興奮したのを覚えています。

そして、受験が終わった後は昔のように毎日遊びながら合格発表を消化していきます。

ある日はバスケをしながら、早稲田の文学部の不合格を聞き、落ち込みました。

また別の日、友達の家で泊りをしているときに明治の合格発表がありました。落ちた時の反応が気まずいので1人で確認すると、明治は受かっていました。

そして友達にその場で報告すると、友達も自分ごとのように喜んでくれ、さらに嬉しくなりました。

今までの馬鹿な自分を知っていたので全員びっくりしていました(笑)ただ、私の努力を知っていたので納得もしていました。

次は、自分の家で1人で早稲田の教育の発表を聞きました。

期待せずにいつも通り電話発表を聞くと、「おめでとうございます。合格です。繰り返します。おめでとうございます。合格です」と言われました。

本当に期待をせずに聞いたので、「え!」となり、かなり興奮しました(笑)

結果報告

血迷ったのか、隣にいた犬に「受かったぞ」と報告し、下のおばあちゃん家にも報告に行くと、おばあちゃんは泣いていました。

親に連絡をすると、スーパーで大騒ぎをしていたらしいです。親は、「受験をしたい」と言ってからは特に何も言って来ず、放置主義で、ただ見守ってくれていました。

「あまり興味がないのかな?」と私は思っていたのですが、本当は心配で心配で、隠れて神社にお参りに行ってお祈りしてくれたり、たくさん不安がっていたことを後から聞きました。

参考書が欲しいと言った時は、お金がないにも関わらず嫌な顔ひとつせずに買ってくれます。素晴らしい親だったので今でも感謝しています。

その親のためにも、合格できたことは本当に嬉しかったです。

友達への報告

私は友達に合格発表をするというのが受験をする一番の理由だったので、さまざまな報告のパターンを妄想していました。

ビリギャルのように、直接報告するシーンを妄想していましたが、いざ報告するときはLINEであっさり伝えていました(笑)

KとWにはすぐに、「早稲田受かったよ」と報告したところ、2人は毎日待っていたらしくすぐに返信が来ました。

「そしたらライムの祝勝会をしよう」と言ってくれ、3人で寿司屋に言った思い出があります。2人も受かったのに、私のために集まってくれて優しさを感じました。

後から聞いたところ、2人とも本当に受かるとは思っていなかったらしいです。Kは、「マーチも落ちると思ってた」と後から言っていました(笑)

本当に頭が悪かった私のことを知っているので、信じられなかったらしいです。さらにWは、「ライムが後から追い上げてくれるから刺激をもらってたよ」といつも通りの優しい言葉をくれました。

その後、政経と商は不合格でしたが、社学は案の定受かっていました。

学校に行くと

2人にしか合格を報告していませんでしたが、卒業式の前日に、登校時間ギリギリに学校に着くと、みんなが祝ってくれます。

「早稲田ボーイが来たぞ」とクラスの女子が言ったのを聞いて、内心かなり嬉しかったのを覚えています。

さらに、他のクラスのバスケ部の人がお祝いに来てくれたり、すれ違った友達はなぜかみんな合格を知っていたので祝ってくれました。

本来、うちの高校では2年に1人程度しか早稲田に受かりません。それが現役で3人も受かっていたのでみんなびっくりしています。

授業中は全て内職をしていましたが、その先生は卒業の時に喜んでいました。「今までこんなに勉強をしている生徒は見たことありません」と言っていました。

私たちが勉強するので、他のクラスのメイトも勉強を頑張っていました。

中学の友達は、LINEグループに戻って報告した後、みんながお祝いしてくれました。そして卒業旅行に行った時に、合格祝いでサプライズケーキをくれ、かなり嬉しかったのを覚えています。

沢山の友達に合格宣言をし、有言実行をしたので、その分お祝いもしてくれました。友達もいいやつばかりだったというのもありますね。感謝しています。

一方天才の友達は、

ちなみに、友達の現役慶應合格は、うちの高校では数十年ぶりの快挙だという話を先生から聞きました。

Wは早稲田の7学部で全勝、Kは試験本番で隣の人が泣き出した学部以外は全勝していました。Kは滑り止めもなく、慶應4学部しか受けていませんでした。

さらに、驚くことに、彼のセンターの得点は勉強した科目が全て満点でしたね。英語のリーディング、リスニング、日本史、現代文の全てが満点です。

慶應しか受けないので、古文漢文は一切勉強していません。ですが、勘で60点も当てて合計160点だったので、私の140点より上でした(笑)

最後に

終わり

ここまで、拙い文章を読んでいただき誠にありがとうございます。あなたの受験期の参考になれば幸いです。

最後に逆転できた要因を何個かあげて、終わろうと思います。

まず一つ目は、自分のやり方に固執しなかったことが挙げられます。天才のやり方を調べたり聞いたりし、今までのやり方や常識を破壊していきました。

アドバイスを理解できなくても素直に即行動し、やってからその効果を確かめるようにしていました。

二つ目は、ダメなところを修正したことも重要だったと思います。悩みや不安、課題などを紙に書き殴って、一個ずつ情報収集しながら課題解決していったことも強みです。

普通だったらそのままにする悩みを全て解決したことで、勉強の質が上がり量が増えました。私の勉強のコツの全てを知ったら驚くと思います。

三つ目は、やはり受かりたい気持ちですね。人一倍強い気持ちがありました。さらに、それは自分のためというより、誰かのためというのがポイントだと思います。

自分のためだったらどこかで妥協していたかもしれません。でも本気で友達のために受かりたいと思ってからは無限にエネルギーが湧いてきました。

私は、自分のためというより、誰かのために頑張るという方が合っていましたね。

こんなもんですかね。他にも山ほどありますが、ここまでの文章で読み取ってくださると幸いです。

受験は辛く、厳しく、挫折ばかりだと思いますが、実はそこにやりがいや達成感があると思います。

何も失敗したことのない人は大した人間になれないと思いますよ。大胆に挑戦し、大きな失敗を経験し、それを乗り越える過程で人は成長します。

その時は辛いかもしれませんが、大学受験で頑張った経験はきっと財産になると思います。皆さんも、そんな受験期を過ごせたなら私は情報発信をしていてよかったなって思えます。

こんな感じで閉めようかと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
ライム
ライム
早慶逆転塾代表
高校偏差値54の平凡高校から1年間毎日12時間以上独学で勉強し、全国偏差値36から早稲田大学社会科学部に逆転合格。 社会人1年目から弊塾を運営し、4年目に入る。累計生徒数は50人を超え、早慶両校へ逆転合格させた実績あり。100人以上早慶へ逆転合格してもらうべく、日々指導中。

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